フィリピンのミンダナオ島北端の北シャルガオ州の沖合に浮かぶシャルガオ島のクラウド9で開催中の、クオリファイング・シリーズ(QS)1000イベント「シャルガオ・インターナショナル・サーフィン・カップ pres. by San Miguel 」は大会2日目。
クラウド9は2~4フィート・レンジのパーフェクトでクリーンなバレルを提供しつづけ、男女ともベスト8が決定した。
日本人選手の西優司(JPN)は、ほぼパーフェクトな9.25(10点満点)を記録し、スーパーディープチューブライドを成功させ、この日一番のパフォーマンスを披露した。
西は、ラウンドオブ32とラウンドオブ16の両ヒートで、数々の超クリティカルなターンも披露し絶好調だ。
西は、この日のパフォーマンスによって、ジョン・マーク・トコン(フィリピン)とフィルマー・アリパヨ(フィリピン)というローカル・デュオとともに、優勝候補の一人としてマークされた。
「あの波は本当に素晴らしいものでした。」と西が言った。「僕はレイトテイクオフになったのですが、そのおかげでさらに深くチューブの中に入ることができたと思います。
この波が大好きで、ここでイベントが開催されることは、僕らにとって本当にクールなことです。クオーターファイナルでチューブをゲットし続け、ファイナルに進出し、イベントで優勝したいです。ここフィリピンでは、本当に自信があり、調子が良いですね。」と四国の河口でチューブスキルを身につけた西が言った。
西優司は、QF-H2で強豪ローカルのジョン・マーク・トコンと対戦する。
日本人デュオの安室丈(JPN)と太田拓杜(JPN)も、キアン・マーティン(SWE)、オニ・アンワー(IDN)、ロバート・マガルナ(PHL)と同様にクオーターファイナルへの出場権を手に入れた。
田中大貴、矢作紋乃丞はラウンド3で。岩見天獅、 大音凛太はラウンド4で惜しくも敗退となった。
女子クオーターファイナルには、ニルビー・ブランカダ(フィリピン)、ジギー・アロハ・マッケンジー(オーストラリア)、都築虹帆(JPN)、馬庭彩(JPN)、松岡亜音(JPN)、佐藤李(JPN)に加え、地元のマリア・グラシエラ/ミグラス(フィリピン)とダイアン・ノガロ(フィリピン)も勝ち進んでいる。
イベントディレクターは、現地時間の明日午前7時30分にクラウド9に再集合し、ファーストコールする。
2022年Siargao International Surfing Cup QS 1000イベントは、10月15日から21日までCloud 9で開催される予定です。
https://www.worldsurfleague.com/events/2022/qs/79/siargao-international-surfing-cup/