サーフシティ、エルサルバドル – – 2022年6月2日 「2022年サーフシティ・エルサルバドルISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ」は大会6日目。
本日は大会が始まってから最も波の小さなコンディションとなるも、2~4フィートの良い波でスタート。ラボカナで男女U18ラウンド4、そして男女U16のラウンド4、U18男子リパチャージR3が行われた。
U-18ガールズのラウンド4のH2に登場した中塩佳那は、スタートからサイズのあるグッドレフトをキャッチ。ドライブターンで加速し、カービングへとつなぎ、5.75をスコアしてヒートを開始する。
後半に入りバックアップを持たない中塩は3位を強いられるも、残り5分で優先権を持ってグッドセットを掴み、見事なコンビネーションで5.40をスコア。トップに躍り出てラウンド5進出を決めた。
続くU16 ボーイズでは、ラウンド4のH2に渡邉壱孔が登場。終了間際まで3位という苦しい展開を強いられていたが、ニードスコア3.54の中でラストウェイブでレフトの波をキャッチ。
得意のバックハンドで大きスプレーを何度もあげ、6.33をスコアし大逆転。攻めるサーフィンを貫いて1位でラウンド5へ勝ち上がった。「難しいヒートでしたけど力尽くで乗りました。」
メインラウンドを勝ち進むU16ガールズの池田美来は、R4のH2に登場。オンショアが強まり、コンディションが悪化する中、スタートからバックハンドの2ターンコンビネーションでヒートを開始。
3ポイント台を2本揃えてヒートをリードした池田は、さらにヒート後半に7.83をスコア。ラストウェイブでバックアップを5.03まで上げてトップでメインラウンド5へ進出した。
メインラウンドを勝ち進む3名は、このまま勝ち上がれば、メインラウンド5と6を勝ち抜くとグランドファイナルに進出となる。
U16ガールズの鈴木莉珠は、波とのリズムが合わずに4位敗退となりリパR6へ。
U18ガールズのリパR3 川瀬心那は、冴えのあるバックハンドで8.25のエクセレントをスコア。バックアップを5.35として1位でリパR4へラウンドアップ。
U18ボーイズのリパR3 鈴木一歩は、スタートから5.50をスコアするも、このヒートのルーカス・オウストン(USA)がスーパーシャープなバックハンドアタックで8.83に7.07を加えたヒートトータル15.90をスコア。
この日のディビジョンでハイスコアをマーク。鈴木も後半に5.93をスコアして2位でリパR4へ勝ち進んだ。
U18ボーイズのリパR3に登場した佐藤利希は、スタートからスコアをまとめてトップを維持するも、後半スコア逆転される厳しい展開となった。ヒート終盤に反撃するも僅かに届かず、3位敗退で今大会49位で終了となった。
またU16ガールズのリパR3の高橋花音は、インターフェアを取られ4位で敗退。初めての世界戦は43位で終了した。
体力と波の対応力、サーフィンスキルが試されるエルサルバドルの世界ジュニア選手権。大会もいよいよ残り3日となり、現在の国別ランキングはアメリカ、オーストラリア、ハワイに続き日本は4位。
いよいよ正念場となってきた波乗りジャパン。目標である個人金メダル、団体金メダルまであと少し。がんばれ!日本!!
明日大会7日目は現地時間7:30より、ラボカナで男女U16リパチャージR4からスタート、そして男女U16のリパチャージR5が行われる。
エルスンザルでは、男女U18のリパチャージR4、男女U18のリパチャージR5が続けて行われる。がんばれ!日本!
U18ボーイズ リパチャージR4
H3鈴木一歩
H6岩見 天獅
U18ガールズ リパチャージR4
H6松岡亜音、川瀬心那
U16ボーイズ リパチャージR4
H6寺田文太、長沢侑磨
U18ガールズR5
H2中塩佳那(明日はヒートなし)
U16ボーイズR5
H2渡邉壱孔(明日はヒートなし)
U16ガールズR5
H2池田美来(明日はヒートなし)
U16ガールズリパチャージR6
H3鈴木莉珠(明日はヒートなし)
日本とエルサルバドルとの時差は15時間。
現地時間の7時30分 は、日本時間の前日の22時30分です。
ライブ中継、詳細スケジュールなどは、大会オフィシャルサイトにてご確認ください。
https://isasurf.org/event/2022-el-salvador-isa-world-juniors-surfing-championship/