男子ベスト12、女子ベスト8が決定。大原洋人、中塩佳那がハイエスト。JPSA「さわかみ一宮プロ」大会2日目

JPSA 2022 さわかみツアー第1戦「さわかみ一宮プロ」のDay-2。今日のスケジュールはトップシードが登場し、男子はR-4、女子もR-4まで行って終了。男子はベスト12、女子はベスト8が選出された。

 

AMシードの唯一の生き残り、澤田 七奈緒は残念ながら、R-3で敗退という結果。これで今大会ではプロの誕生は見送りとなりました。次戦の新島で頑張りましょう!

 

 

今日は晴れて暖かくなるという予報は、ここ志田下では当たらず。会場は朝から小雨でその後、普通に降りました。風はオフからオンで強く吹く。北混じりだから、風は冷たくて、気温は上がらず。

波は頭から頭オーバーサイズ。波数はあるものの、まとまりのないワイドで厚めのブレイク。サイズはあるけど、ポテンシャルのある波は少ない。

 

河村海沙
松原渚生

 

 

プロだからこのコンディションでもできたけど。ゲットもハードで、選手はだいぶ苦労しました。午後には上げてきて、ほぼクローズアウトと言っていいんではないでしょうか。

 

 

西優司

 

流れも入っているから、女子だけでなく、男子も今日は演技が終われば、一度、岸に上がって走る走る。トライアスロンさながらのハードな戦いとなりました。

 

崩れる場所が不規則で、待っていても割れないとか。かと思えば、目の前でいきなり波が崩れて、ドルフィンしまくりの繰り返し。それに波がワイドだから、ホワイトウォーターの エンドセクションをどうアプローチするかでも勝敗が別れた。

 

辻裕次郎

 

それでも勝ち上がったのは、右に左に、前に後ろに動きまくって、波を掴んだ選手。得点もフェア(2.0-3.9)の戦いだったので、ニードが常に1-2点ですぐ逆転という展開。なので、選手もギャラリーも最後まで気の抜けない戦いでありました。

 

稲葉玲王
金沢 呂偉
伊東 李安琉

 

男子のR-3では、こういう波が得意というか、楽しんで見えたのは、金沢 呂偉、西 優司、伊東 李安琉。ボードコントロールもさながら、逃げずに攻め攻めでした。CSシードの大原洋人、稲葉玲王は当然、乗れば問題なし。

 

R-4になるとコンディションのジャンクさも加わって番狂わせも。稲葉 玲王、脇田 泰地、さらに金沢 呂偉もここで敗退。

 

加藤 翔平
西 慶司郎
安室丈

 

R -5に進んだのは、加藤 翔平、西 優司、田中 大貴、西 慶司郎、安室 丈、辻 裕次郎、大原 洋人、岩見 天獅、太田 拓杜、仲村 拓久未、伊東 李安琉、河谷 佐助の12人。

 

川瀬 心那
松岡 亜音

 

女子は中塩 佳那、野呂 玲花、脇田 紗良、西元 ジュリ、宮坂 麻衣子、川瀬 心那、松岡 亜音、須田 那月の8人となった。

 

大原洋人
中塩佳那

 

今日のシングルハイエストは大原 洋人、中塩 佳那の8.25ポイント。トータルのハイエストは大原洋人で、8.25、7.25でトータル15.50ポイント。この点が出にくい戦いの中で、R-3、R-4でトータル10点以上を叩き出したのはこの2人でした。

 

明日もこのまま調子をキープできるのか。それとも誰が巻き返すのか。明日が最終日となります。優勝の栄冠は誰の手に?

 

田中 英義
腕に巻かれた選手用のリストバンド。「何で終わった大会のを外さないの?」という質問に、「試合あることを忘れちゃうから(笑)」との返事。ヒデらしいと言えば、ヒデらしい(笑)。

そのヒートでは板が折れてそのまま戦うも、ハードに攻められず、最後に逆転されて痛い敗退。今年に賭けていたからこその敗戦に何を思うのか。

Abemaのライブには、Nicoさん、水野亜彩子プロ、関野聡プロの黄金トリオで詳しく解説。

JPSAの総合受付では、会場での感染対策ルールの動画を常時流して、注意喚起を行なっている。

 

野呂玲花
結婚に出産とおめでたいこと続きで、ついに競技に復帰となった野呂。このコンディションで最初は手探りだったものの、要所要所を押さえてラウンドアップ。さすが戦い方を知っている。それにしても出産から3ヶ月とは思えないサーフィン。

 

「この波だったら絶対一発だと決めていた」という野呂玲花。「体力的にはやっと戻りつつあるんですけど、1ヶ月半ぐらい前にサーフィンを再開して、その時は腰ぐらいの波でもハーハー言ってました。」

 

脇田泰地
チューブになると思えば、すかさずプルイン。出口が潰されてしまったけど、あと少しだったなー。


宮坂 麻衣子
R3では2本のライディングのみで勝ち上がった宮坂 麻衣子「スタートのホーンが鳴った瞬間に、この波乗ってやるっていう気持ちで最初から挑んでたんで、その波がちょうど自分の前に来てくれて最後のフィニッシュもメイクする気持ちでやりました」

大原洋人
R3では本日の最高得点となるトータル15.50ポイントをマークした大原。「R3よりR4の方が波がハードというか、良い波を見つけるのが難しかった」とコメント。

「クリティカルなセクションでのターンを高く評価してるのかと思ったので、最後のセクションで如何にミスなくクリーンにターンするかを意識していました。」とコメントした。

岩見 天獅
得意のクローズアウト・リエントリーで勝ち上がった岩見 天獅「本当に波が難しくて、迷子になってしまいました。波も思ったよりタルクて志田っぽくなくて。沖だと最初に良いターンが出来ないので手前の波を狙いました。」


仲村 拓久未
この志田との相性も良い仲村 拓久未。攻め続けて1位で勝ち上がった。「流れが強くてキツかったです。今日は自分のサーフィンのスキルというより、あまり実力は出せてないんですけど、明日は波が良くなるんでバッチリ決めて、良いとこ見せたいですね。」

 

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4月6日(水)ショートボードDAY3
 6:30
選手集合
検温、チェックイン(7:30まで)

MENS R5 H1~H4
WOMENS R5 H1~H2
MENS QF H1~H4
WOMENS SF H1~H2
MENS SF H1~H2
WOMENS FL
MENS FL

 

【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSA2022 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ショートボード第1戦

さわかみ一宮プロ

●大会会場
千葉県長生郡一宮町 釣ケ崎海岸(志田下ポイント)

●スケジュール
ショートボード:4月4日(月) ~ 4月6日(水) 予備日:7日(木)
ロングボード : 4月8日(金) ~ 4月9日(土) 予備日:10日(日)

JPSAオフィシャルサイト:http://www.jpsa.com/

 

日本最高峰のプロサーフィン大会をABEMA独占で生中継!

【ABEMA LIVE配信URL】
■4/4 (月) 大会1日目
https://abema.tv/channels/world-sports-2/slots/9oVTmNfyhhF49M
■4/5 (火) 大会2日目
https://abema.tv/channels/world-sports-2/slots/9oVTp6ndNtoUAj
■4/6 (水) 大会3日目
https://abema.tv/channels/world-sports-2/slots/AYG2jtUnV79KGs