JPSA2022 さわかみツアー ショートボード第1戦「さわかみ一宮プロ」が開幕。男女ともR2までが終了。

JPSA2022 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ショートボード・ロングボード開幕戦となる「さわかみ一宮プロ」が、千葉県長生郡一宮町 釣ケ崎海岸(志田下ポイント)通称オリンピック・ビーチで開幕。※今大会は無観客試合で行われています。

 

 

まずはショートボードが今日から6日まで の予定で行われる。本日のスケジュールは男子はR-2、女子もR-2まで行って終了。

 

 

今日の天候は朝から土砂降りの雨。風はオフからオンで強く吹く。波のサイズは胸肩で、セットは頭ぐらい。波数は多いけど、ワイドながらダラダラと崩れる波。

 

波が張らないから、横横で繋いで1発当ててのワンマニューバーのみ。キレた波を見つけて、どうにか繋いで技を多く入れたもん勝ちとなった。だから、みんな波選びが慎重だったね。

 

JPSA開幕戦で注目の一人だった新井洋人は惜しくもR1で敗退。

 

今回のヒート組は昨年のランキングでシードが組まれた。セカンドシードがR-2、ファーストシードがR-3からとなっている。さらにR-3には新たにCSシードが設けられた。これは昨年のWSLのチャレンジャーシリーズからランキング上位2名(ただし、怪我や辞退にて繰り下がる)が入る。

 

今回のCSシードには男子が稲葉玲王と大原洋人。女子は野中美波と脇田紗良の4人が入る。

 

また、3月に行ったプロトライアルでAMシードを獲得した選手はR-1からの出場。男子は原田空雅、石井乃亜、渡邉壱孔、大場玲遥に加え、今回のローカルAMシードで新井央真の5人。女子は高橋花音、澤田七奈緒が参戦した。

 

大場玲遥

 

1本の波で7点、もしくはベスト2ウェイブで11点以上を出すか、もしくは男子はR-3、女子がR-4を勝ち上がった場合に公認プロ資格をもらえる。

 

 

原田空雅
渡邉壱孔

 

今回は男子は原田空雅、渡邉壱孔がR-2まで進むものの敗退して、男子は全滅。女子は澤田七奈緒のみがR-2も勝ち上がって、明日に望みを繋いだ。

 

 

澤田七奈緒

 

このAMシードで出られるのは、前半戦の新島まで。後半戦の茨城からは、もう一度、プロトライアルを受ける必要がある。負けた選手は次戦の新島での健闘を祈る。

 

大野修聖

男子はR -1では大野修聖がトータル11.05ポイントで、このラウンドのトータルハイエスト。その大野もR-2では攻めあぐねて、ここで姿を消した。

 

林健太

 

久しぶりのJPSAへ参戦だった林健太。波乗りの軽やかさは健在。しかし、波選びに苦労して、残念ながらR-1で敗退。

 

松原渚生

 

R-2では松原渚生がひとり気を吐き、アベレージの5点台を2本揃えてトータル10.50ポイントがR-2のハイエスト。

 

オーストラリアでサーフィン修行を経験してきた馬庭彩
怪我から復帰した宮坂麻衣子が5.50を出して1位でラウンドアップ
この春から大学に進学しプロサーファーとしても活動していく中塩 佳那

女子のヒートは潮の上げ込みで、海はさらにハードなコンディション。そこかしこで割れるから、乗れる波を見つけるのに、選手は右往左往。乗ってもワイプアウト多発で、ロースコアでの戦いとなった。

 

検査は抗原検査からの事前検温表の提出からの当日の体温測定へとの流れ。

初戦ということで、JPSAのホームページ用プロフィールの撮影も併せて行われた。

今大会のゼッケンには「STOP THE WAR」のメッセージが!

モーニングショーにはコンテストディレクターの田中樹が今日の予定とコンディションを説明。

オンショアで雨が打ちつける。だから、定期的に拭く作業も。ご苦労様です。

 

大野修聖
「QSの時からそうなんですけど、1回目はターンできるんですけど、2回目が引っかかったり、こけちゃったりが多いので、そこが修正しなくちゃならない部分で、そう思いながら最後2本乗れたんですけど。」とラウンド1を勝ち上がった大野がコメント。「ライトは2ターンできる良い波が来ていましたね。でも志田下は難しくて、肩ありそうだなって思うとなかったり、意外とあったりとかあるので、それを見極めるのが至難の技です。」

善家尚史
「アナウンスがよく聞こえなかったんですけど、最初に4点台を出せたので、あと1本まとめれば良いかなと思って、沖でゆっくり待っていました。」とラウンド2を勝ち上がった善家尚史がコメント「オンショアのコンディションは、鵠沼というか湘南出身の選手はよくやっている波なので、多谷俊亮(善家尚史の直属の後輩)とも試合前に鵠沼で志田の波を想定して練習してきました。一戦一戦自分の力を出せるように頑張っていきます。」

須田喬士郎
「ジャンクなコンディションで、どれが良い波かわからなかったので、来た波に乗ってみた感じでした。終盤に5.75を出した時もスコアは全く聞こえていなくて、相手のライディングとかも見えてなかったので、ずっと安心はできなかったです。自分のサーフィンを出すことだけを考えて挑みました。」

村田嵐
「日本一悔しい思いをしている男なんで、たくさん準備をしてきました」と体重も6キロ減量したという村田嵐。チャンネル登録者数も4万人を超え、好調なYouTubeチャンネルについても「どんだけ有名になったとしてもプロスポーツは結果だからって、おとんやスポンサーの方に言われているので、自分でも気づいています。」とコメント。

平原 颯馬
「オンショアで自分の好きなコンディションだったので、楽しみながらやれたら良いなと思っていて、最後にコンパクトな波が来てくれて、それに合わせて逆転できた感じでした」

松本カイ
「ビーチから見ていると簡単そうに見えるんですけど、海に入ると水が凄く動いていて、カレントもあって思ったより難しかったです。」

 

 

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ショートボードヒート表

 

●スケジュール

※波のコンディションや進行状況により変更されることがあります。


4月5日(火)ショートボードDAY2
 6:00
選手集合
検温、チェックイン(8:00まで)

MENS R3 H1~H12
WOMENS R3 H1~H4
MENS R4 H1~H6
WOMENS R4 H1~H4


4月6日(水)ショートボードDAY3
 6:30
選手集合
検温、チェックイン(7:30まで)

MENS R5 H1~H4
WOMENS R5 H1~H2
MENS QF H1~H4
WOMENS SF H1~H2
MENS SF H1~H2
WOMENS FL
MENS FL

 

【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSA2022 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ショートボード第1戦

さわかみ一宮プロ

●大会会場
千葉県長生郡一宮町 釣ケ崎海岸(志田下ポイント)

●スケジュール
ショートボード:4月4日(月) ~ 4月6日(水) 予備日:7日(木)
ロングボード : 4月8日(金) ~ 4月9日(土) 予備日:10日(日)

 

 

JPSAオフィシャルサイト:http://www.jpsa.com/

 

 

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【ABEMA LIVE配信URL】
■4/4 (月) 大会1日目
https://abema.tv/channels/world-sports-2/slots/9oVTmNfyhhF49M
■4/5 (火) 大会2日目
https://abema.tv/channels/world-sports-2/slots/9oVTp6ndNtoUAj
■4/6 (水) 大会3日目
https://abema.tv/channels/world-sports-2/slots/AYG2jtUnV79KGs