文、写真:山本貞彦 JPSA2022 さわかみ Japan Pro Surfing Tour プロトライアル第1戦「プロトライアル鴨川」。3月5-7日 千葉県鴨川のマルキポイントにて、まずはショートボードのカテゴリーからスタート。
このトライアルで勝ち上がりの男子の上位8名、女子4名が今年のプロ本戦の前半戦(第1戦の千葉、第2戦の新島)にAMシードとして出場することができる。
それと共にトライアルのヒート中に1ウェイブで7点、もしくはベスト2のスコアで11点以上を出した場合に、公認プロ資格が獲得できることになっている。
ショートボードのエントリー人数は男子 108名、女子 22名で合計130人。
今までは本戦プロの人数によりトライアルの参加人数が決まっていたが、トライアル単体開催で大幅に増加。これもオリンピックの効果で競技サーフィンが注目されたことも要因だろう。
公認プロ資格獲得者 男子
長沢 侑磨
田邑 星斗
今日の会場は晴れ。波は朝一は割れずらず、インサイドブレイク。なので、開始を45分遅らせて男子R-1からスタートし、女子のR-1まで行って今日のスケジュールは終了。
波は引いて割れ出したものの、モモ前後でワイドブレイク。さらに午後は春一番の影響もあり、突風混じりのサイドのドン吹き。海面も流れて、レフトの波では板を返しても風で戻される。今日はポジションと波の選択で勝敗が別れた。
波自体にポテンシャルがないので、平均3点でトータル5、6点のスコアが中心という展開。作戦はワンブレイクで高得点は狙わず、勝ち上がりに集中して戦った選手が多かった。
そんな中、H-26長沢 侑磨は5.17、6.00でトータル 11.17ポイント。H-27の田邑 星斗はシングルスコア7.00ポイント出し、4.87でトータル 11.87ポイントで公認プロ資格を獲得した。
今日のラウンドでは、NSA全日本、ジュニア選手権等で結果を出している鈴木一歩、岩瀬 裕哉らに加え、山本 來夢、小濃 来波、小松 凛輝、安室 弦、新井 央真も勝ち上がり。
プロ資格を獲得した後、辞退しての再挑戦組の石井 乃亜、新井 洋人、平井 宏輔、飯田 素宇もラウンドアップ。
大場 玲遥、鈴木 耀竣、大橋海人の弟、茅人や、加藤翔平プロの兄、加藤 浩大、弟の加藤 賢三も明日へ繋いだ。
注目の藤沼 佳太郎、小川 拓也は残念ながら敗退。
女子では、芳田 花瑚が昨年のNSA全日本優勝そのままの調子の良さを見せてラウンドアップ。同じく澤田 七奈緒、庄司 莉花、鈴木 莉珠とこちらも勝負強いところを見せた。
明日はショートボード男子、女子とも最後まで行い、ロングボードの女子がスタート予定。
検査について。参加人数が増えたことで感染対策、検査システムを知らない選手が多いだろうということで、JPSAは事前に「会場での感染対策ルール」の動画を公開。
その甲斐があって、選手、同伴者に混乱は無く、システマチックに検査は無事終了。
今回は抗原検査。各自がその場で唾液を採取して自分で検査する。
会場は参加人数の多さもあって、全てが埋まった。
ヒートの時には同伴者用にもビブが配布され、感染対策も含めひと目で把握できるようにした。
中島 海輝と浦山哲也。
神田 竜聖には大原洋人。
小川 拓也に小川直久。
会場のMCはツヨシ(瀧原毅)さん。
今回はコンテナハウスを設置。上がジャッジ、下がライブチームの部屋になっている。来週のNSAの強化合宿でも使用されるとのこと。
3月6日(日)ショートボードDAY2・ロングボードDAY1
AM6:00
ショートボード選手集合
検温チェックイン(8:00まで)
AM6:30
ショートボード 競技START
MEN R2 H1〜H14
MEN R3 H1〜H7(※3位の高得点者2名はR4進出)
WOMEN R2 H1〜H3
MEN R4 H1〜H4
WOMEN R3 H1〜H2
AM12:00
ロングボード女子集合
検査(13:00まで)
ショートボード終了後
女子 競技START
WOMEN R1 H1〜H5
WOMEN R2 H1〜H3
WOMEN R3 H1〜H2
※3月6日はロングボード男子の集合はありません。
3月7日(月)ロングボードDAY2
AM6:00
男子 選手集合
検査(8:00まで)
AM7:00
競技START
MEN R1 H1〜H15(※3位の高得点者2名はR2進出)
MEN R2 H1〜H8
MEN R3 H1〜H4
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