今日から27日までの予定で WSL QS1000 Men’s & Women‘s「ASIA OPEN Presented By Parasol」と Pro Jr Men’s & Women‘s「ASIA OPEN PRO JUNIOR」がスタート。
本日のファーストコールは 6:30AM。まずはプロジュニアの男子をR-2まで行い、続いて女子のR-2 H-4まで行うことがアナウンスされた。
今日の会場は朝から曇り。風がサイドオンで外気が寒い。水温も下がって、朝の練習から戻った選手が、口々に「寒いー!」「冷たいー!」と声を上げていた。実際、ブーツがないと耐えられないという選手も多かった。
波は肩から頭でサイズはそこそこキープ。ただ、ワイドでつながり気味の速いブレイク。キレた波を選ばないと抜けられない。
まずはプロジュニアの男子から。昨日まで行っていたU-16、U-12の選手もこのジュニアにエントリー。昨日までの勢いで初戦突破を狙ったが、やはり体格や経験の差で上の年代には敵わず敗退。
その中でもCadet優勝の渡邉 壱孔、3位の加藤 賢三、Grom準優勝の強矢 凛太郎が2位ながら奮闘して勝ち上がり。
また、2019年のワールドジュニアに出場した村田 嵐、矢作 紋乃丞、その年の日本代表になった加藤 翔平。そして、今年度のジュニア参加年齢が18歳から20歳に引き上げられたことで、戻ってきた伊東 李安琉、平原 颯馬、金沢 呂偉も順当に勝ち上がった。
女子のヒート4までの顔ぶれでは、WJC経験組の脇田 紗良を筆頭に都築 虹帆、オーストラリア留学から帰った馬庭彩、松永 莉奈に加え、佐藤 季、池田 美来のプロが優勢という結果。
今日のハイポイントは女子の脇田 紗良が 6.00、7.00でトータル13.00ポイントで、シングルハイエストも叩き出す好調さをアピール。岩見 天獅の 6.25、5.80でトータル12.05ポイントが次点で、男子の中では一番だった。
明日のファーストコールは6:30AM。7:00AMに女子のR-2の続きH-5からスタート予定。その後は男子プロジュニアR-3が予定されている。
伊東 李安琉
パドルアウトして最初にやった水が冷たいというジェスチャー。ハワイに長期遠征でいたものだから、今日の冷たさは堪えたと言う。それでも、サーフィンは固まらず、自由奔放のスタイルでラウンドアップ。
平原 颯馬
やはり、身長もあるから演技がスタイリッシュで見栄えがイイね。あとはパワーも出せれば、怖いもんなしか。
加藤 翔平
背も伸びて太ももの筋肉もハンパない。ターンも一漕ぎでスピードが出るのはその証拠。新しく「RVCA」がスポンサーについた。加藤三兄弟全員だそうです。
脇田 紗良
女子の今日の第1ヒート。対戦選手の顔ぶれを見る限り、順当に勝ち上がれるヒート組。相手は敵わないと思っているから、100%以上の力を出して挑んでくる。そう、試合は何が起きるかわからない。
そのプレッシャーからか最初の演技のスラッシュで足を滑らせた。でも、そこからすぐに立て直して、結果、ブッチギリの1位通過。
紗良の手に入れた強さは、試合中でも冷静に気持ちの切り替えができる様になったこと。これまでの試合や練習の経験の積み重ねが自信となっているからだろう。
馬庭 彩
サーフィンに力を入れている、オーストラリアの「パームビーチ・カランビン・ステート・ハイスクール」に3年間留学して、この春に卒業した。
所属していたスナッパーロックスのボードライダーズでは、ジュニアウィメンで年間1位を獲得するなど実績も残した。パワーサーフィンにスムースさが加わり、今回の台風の目となるか。
ビーチマーシャルにチェックインする時もマスク着用。そのマスクは保管袋を各々に用意して保管、試合終了後に返却と対策も徹底しています。
オーストラリアからWSL-APACのウィル・ヘイデン・スミスが来日。今大会のスケジュール管理や試合全体の流れを管理しています。高橋 みなとプロと朝のモーニングショーで挨拶。
ビーチに元から設置してあるシャワー。海から上がって、塩を流すだけならここが便利。
ジャッジタワーはテントだったので幕を張るも、北東の風が吹き続けたことで底冷えとなった模様。ご苦労様です。
河村海沙コーチのYoutube用の撮影か。渡邉 壱孔にインタビュー。それを見守る都築虹帆。
会場にはスポンサーの展示ブースや飲食ブースも出店。
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