QS1000「ASIA OPEN」は男子ベスト16、女子ベスト8が決定。脇田紗良がエクセレント。大会5日目

脇田紗良と大原洋人

WSL QS1000 Men’s & Women‘s「ASIA OPEN Presented By Parasol」のDay-5。本日は女子のR-2の残りの4ヒートを行った後に、男子のR-4、そして、女子のR-3までで終了。男子はベスト16、女子はベスト8に絞られた。

 

 

会場は朝から晴れ。風はオフで、波のサイズは肩、セットで頭はあるか。昨日までのグチャボヨに比べたら、クリーンで乗りやすそう。でも、波は速くて、パワーは無さそう。

 

稲葉玲王
田中樹コーチと稲葉玲王
村上舜
大原洋人

 

まずは男子のR-4から。村上舜、稲葉玲王、大原洋人は順当にラウンドアップ。他の選手が同じ構成で4点でも、彼らだと5点から6点の評価になる。やはり、レールワークや板の返し、さらにスピードなど一つ一つのクォリティの差で評価が変わる。

 

西慶司郎

また、脇田泰地、西慶司郎、河谷佐助、西修司、田中大貴、安室丈らも明日へ繋いだ。

 

伊東 李安琉

 

逆にこのラウンドで敗退したのは、伊東 李安琉。プライオリティーインターフェアでベスト1ウェイブになってしまった。勝ち上がるには大技での高得点狙いしか道はないということで、エアーで高く飛ぶもインコプリート。残念ながらここで敗退となった。

 

新井洋人
大橋海人

そして、前日まで調子が良かった田中英義、新井洋人、大橋海人、森友ニなどもここで姿を消した。

 

前田 マヒナ
川合 美乃里
黒川日菜子

続いて女子のR-2の後半組。朝一は潮も上げててサイズもあったことで、前田 マヒナや脇田 紗良、川合 美乃里、黒川日菜子など順当に勝ち上がり。

 

脇田紗良

特に脇田 紗良はいきなりオンファイヤー! 8.25、7.15でトータル15.40ポイントを叩き出した。いつもの自分でリズムをつくる作戦が大ハマりといったところか。

 

池田 美来

 

池田 美来はターンに伸びが出たから、当てる位置が変わった。一つ先に行けることで、逆に技も安定するようになった。これで、さらに攻める余裕が生まれるか。

 

アムちゃんとミナミ

 

そして、男子の後に行われたR-3では、干潮の時間帯になり、波が大きく変化。サイズが下がり、シャバシャバと崩れるワイドブレイクで抜けれる波は数少ない。波を待つか、探して彷徨うか。選手の判断は別れた。

 

松田詩野

松田 詩野は昨日までの戦い方が嘘のように、攻める波乗りに変化。自分のサーフィンを見せつけ余裕のラウンドアップ。

 

都築虹帆

 

反対にこのヒートでの都築虹帆は、波に合った演技ができずにポイントが伸ばせない。この大会に賭けていたからこその悔し涙か。この敗退をバネに次に進んで欲しい。

 

 

都筑 有夢路

松岡亜音
野中美波
松永 莉奈

 

 

そんな松田詩野とともにベスト8に入ったのは、松岡 亜音、、野中 美波、池田 美来、黒川 日菜子、脇田 紗良、松永 莉奈。惜しくも敗退となったのは前田マヒナ、須田那月、中塩佳那、川合美乃里ら。

 

 

脇田紗良
「最初から良い波の乗れてよかったです。ポテンシャルの高い波だったので、ターンもちゃんと入れられてよかったです。」

「最初は自分だけ右側にいたので、ポジションをミスったかと思ったんですけど、向こうに来ていた波が見えたので、狙っていた波に乗れてよかったです。」

 

鈴木仁
「潮が満潮から干きに変わってくることがわかっていたので、ダンパーチックに早い波になってくるだろうと予想していたので、エアー系を狙いに行きました。冬の間に自分なりに準備をしてきたので、ここでしっかり結果を残せるように頑張りたいです。」

古川海夕
「最後、たまたま良いところに波が来て、それが乗れたんで良かったです。特にポジションを決めるとかはなくて、とにかく動き回って波に乗って、良い場所を見つけてそこで待とうかなって思っていました。

 

村上舜

優先権を持ってじっくり良い波を待ってバックハンドで縦に3発のリエントリーを決めた村上舜は、6.25をスコアしてトップに躍り出る。ヒート終盤に再びバックハンドでストレートアップのリエントリーで5.80をスコア。トップで勝ち上がった。

 

「苦戦しましたね。潮も引いてきて、急にコンディションが変わってきて、風もサイドオフからオンショアに変わって面もガタついてきて、波選びに苦戦しました。」

 

6.25をスコアした波に関しては「小振りな波だったんですけど形の良い波だったんでターンが入れられて良かったです。そのスコアが出てもサーフィンがしっくりこなかったので、ドキドキのままヒートを終えました」とコメント。

 

 

女子のヒートが終了し、波の状況が良くないために、試合はオンホールドで1時間待つことに。しかし、潮が上げに変わっても波に変化はなく、このまま今日は終了。明日のファーストコールは6:00AM。6:15AMから試合がスタートする予定。男女ともスタンバイです。

 

 

 

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ソーシャルディスタンスをとって、マスクをしながらの有観客での大会。大原洋人、村上舜、稲葉玲王、都筑有夢路、松田詩野、脇田紗良のヒートには、ギャラリーも集まった。

 

 

女子クオーターファイナル・マッチアップ

男子ラウンドオブ16マッチアップ

 

 

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