
2028年にアメリカで行われる予定の第34回夏季オリンピック2028年ロサンゼルスオリンピックにサーフィンが、 2020年の東京大会、2024年のパリ大会に続き、3大会連続で採用されることが決まった。
2022年2月3日、本日、中国・北京で開催された第139回国際オリンピック委員会(IOC)総会において、「サーフィン」が2028年のロサンゼルスオリンピックで実施されることが正式に承認された。
IOCメンバーによる投票の結果、2028年のロサンゼルスオリンピックで行う28の競技について承認。若い世代の関心が高い競技として東京大会で初めて採用されたスケートボードとスポーツクライミング、そして「サーフィン」が加わることが決定した。
東京大会で五輪デビューを果たした、この3競技は24年パリ大会までは追加競技として実施。また正式競技に「昇格」させる方針を固め、来年2月に北京で開くIOC総会で承認を求める。
ISA会長のフェルナンド・アギーレ氏は次のように述べている。
「27年前、会長職に就いた当初から、サーフィンがオリンピックに長期的に参加する価値があることを示すことが私の夢であり希望でした。今日は、その夢が恒久的に現実のものとなる、本当に素晴らしい日です。すべてのサーファーと波乗りファンにとって祝福すべきこの時に、私は感謝の気持ちでいっぱいです。
「私たちは、オリンピックの新しい未来の一部になれることに興奮しています。一緒にいれば、より強くなれる。共に、オリンピズムの新時代をもたらすのです。共に、サーフィンとスポーツを通じて、より良い世界を作っていきましょう。」
また、東京2020のオリンピック金メダリストであるカリッサ・ムーアは、次のように述べています。
「私がこれほどまでにサーフィンを愛する理由の一つは、現代の世界はとても速いペースで進んでいますが、海の中では、その場にいなければならないということです。私の目標は、一人でも多くの人にインスピレーションを与え、情熱に火をつけて、初めてサーフボードに乗ってもらうことです。」