アメリカ・カリフォルニア州ラ・ホヤ:2022年1月27日 インターナショナル・サーフィン・アソシエーション・国際サーフィン連盟(ISA)は本日、2022年5月27日から6月5日に開催される「サーフシティ・エルサルバドルISA世界ジュニアサーフィン選手権」の日程を決定し発表した。
18回目となる本大会には、新進気鋭のサーファーが参加し、ワールドクラスのサーフィンやオリンピックへの有力な道筋として、本大会のプレミア性が再確認される。
サーフィンのオリンピックデビュー戦となった東京大会に出場した40名のサーファーのうち、33名が過去のISA世界ジュニア出場選手であり、16名がISA世界ジュニアのメダリストであることからも、このことが再確認されたこととなる。
波乗りジャパンのジュニアチームは、この「ISA世界ジュニアサーフィン選手権」では好成績を収めてきている。コロナの影響で2020年、2021年は開催されていいないが、2019年、2018年と2年連続でハンティントンビーチで開催。
2019年は団体3位。2018年大会は、男女合わせて個人メダルを6個獲得し団体で金メダルを獲得した。
エルサルバドルでは、2021年に東京オリンピックの最終予選となるISAワールドサーフィンゲームスを開催。また2022年にはワールドサーフリーグのチャンピオンシップツアーが開催される予定で、2023年にはISAワールドサーフィンゲームスの開催が決定している。
本年度のジュニア日本代表は、まだ最終決定されていないが、4月に千葉県の千倉海岸で開催が予定される「第30回ジュニアオープンサーフィン選手権大会」で優勝した選手が例年通りであれば代表権の一つを獲得することになるだろう。
後日、日本サーフィン連盟から日本代表NAMINORI JAPANジュニア選考方法は今後正式に発表になる。その発表を待とう。
これでWSL、NSA、ISAの2022年度のジュニアの大会が出揃った。WSLは今シーズンのルール変更で、ジュニアの年齢が18歳から20歳に引き上げられ、一度ジュニアを卒業した選手が再び戻ってくるという現象もあり、今後もジュニアの動きから目が離せない。
サーフメディアは、世界を目指すジュニア世代のためにサーフィン・ジャーナリストの山本貞彦氏が立ち上げた「JAPAN JUNIOR PROJECT / ジャパンジュニアプロジェクト」を通してジュニアを応援しています。
- 4月16日-17日 NSA「第30回ジュニアオープンサーフィン選手権大会」千葉県千倉海岸(12月8日発表の暫定で決定ではない)
- 5月27-6月5日 ISA 「World junior Surfing Championship」エルサルバドル
- 12月1日-12日 WSL 「World Junior Championships」場所は未定
https://www.worldsurfleague.com/events/2022/mjun?month=december
https://www.worldsurfleague.com/events/2022/wjun?month=december