【速報】大原洋人が敗者復活リパチャージR12進出。五輪出場の夢つなぐ。前田は8位でフィニッシュ。

大原洋人

 

エルサルバドル、2021年6月6日 – サーフィン・オリンピックの最終予選である「2021サーフシティ・エルサルバドルISAワールドサーフィンゲームス」大会最終日。ついに長がった大会はファイナルデイを迎え、全ての決着がつく。

 

女子リパチャージ・ラウンド9 のヒート1には、波乗りジャパンの前田マヒナが登場。ポーリン・アド、サリー・フィッツギボンズ、アリッサ・スペンサーと対戦。

 

前田マヒナ PHOTO: ISA Sean_Evans

 

ヒートはポーリンがバックハンドで6ポイントをスコアして開始。マヒナは2マニューバーながらコミットメントのあるコンビネーションマニューバーで5.33をスコア。直ぐにバックアップも4.50をスコアしてトップに躍り出る。

 

2位にサリー、3位にワンライドのポーリン、4位にアリッサ。後半に入り、前田マヒナは更に5.27をスコア。しかし、ワンライドのポーリンが6.57をスコア。サリーがエクセレントをスコアして大逆転でトップへ。アリッサにも逆転されて、4位となる前田。

 

 

残り時間2分を切り、ニード7.24と追い込まれた前田は、起死回生のラストウェイブに勝負をかけ、しっかりコントロールされ、レールを使ったパワーのあるコンビネーションライディングを披露するも、惜しくも4位で敗退。前田マヒナは、今大会8位でフィニッシュとなった。

 

 

大原洋人 PHOTO: ISA Pablo_Jimenez

 

大原洋人は、レオン・グラッツァー(GER)ミゲル・トゥデラ(PER)ルッカ・メシナス(PER)と対戦。ヒートは激しいバトルの展開となり、スタートから各選手が次々とライディングを披露する。

 

大原はスタートからライトハンダーを掴んで、カーヴィングのコンビネーションで5.43をスコア。一方でレオンはフォアハンドのエアリバースをメイク。8.93をスコアしてトップに躍り出る。

 

残り時間10分を切り、大原は4位を強いられるなか、再びライトブレイクをキャッチ。ストレートアップのオフザリップからカービングのコンビネーションを披露。6.20をスコアして2位に浮上する。

 

大原洋人 PHOTO: ISA Pablo_Jimenez
大原洋人 PHOTO: ISA Pablo_Jimenez

 

しかし、5分を切って、大原の優先権のなか、3位のメシナスがレフトを掴んでバックハンドで6.30をスコア。大原を逆転する。しかし大原もそれに対し、ライトのビッグセットを掴み、再びストレートアップのオフザリップをメイク。8.00をスコアして再び2位に浮上する。

 

レオン・グラッツァー(GER)PHOTO: ISA Sean_Evans

 

 

レオンは2度目のビッグエアで9.53をマークし、今大会の最高得点をマークし独走。大原は3位の選手の追撃を振り切り、見事2位をキープして男子リパチャージ・ラウンド12へ勝ち進んだ。

 

 

大会最終日のスケジュール。
午前7時30分~午前7時55分
女子リパチャージ・ラウンド9 1ヒート(前田マヒナ)
午前7時57分~午前8時22分
男子リパチャージ・ラウンド11、1ヒート(大原洋人)

午前8時24分~午前8時49分
女子メインイベント・ラウンド6、1ヒート
午前8時51分~午前9時16分
男子メインイベント・ラウンド7、 1ヒート(カノアと村上舜)
午前9時18分~午前9時43分
女子リパチャージ・ラウンド10、 1ヒート
午前9時45分~午前10時10分
男子リパチャージ・ラウンド12、1ヒート(大原洋人)
午前10時15分~午前10時45分
女子決勝
午前10時50分~午前11時20分
男子決勝
12:45PM
閉会式

 

ライブ中継、詳細スケジュールなどは、大会オフィシャルサイトにてご確認ください。

https://isasurf.org/