エルサルバドル、2021年6月6日 – サーフィン・オリンピックの最終予選である「2021サーフシティ・エルサルバドルISAワールドサーフィンゲームス」大会最終日。
村上舜と五十嵐カノアは、メインラウンド7 で、フランスのジェレミー・フローレスとジョアン・ドゥルーと対戦。
オープニングライドを掴んだのは村上舜。バックハンドのビッグリエントリーで5.00をスコアしてヒートを開始。フローレスもライトで6.10をスコア。ジョアンは4.17と6.40をスコアしてヒートをリードする。
カノアは、ライトブレイクで4.00をスコア。村上は2本目のライディングでは、サイズはないもののクリーンなライトでラディカルなバックハンドサーフィンを披露。4.97をスコアして2位となる。
4位のカノアはやっと彼らしいサーフィンを披露。エクセレントの8.17のエクセレントをスコアして2位に浮上する。村上舜はレフトの波を掴み、ファーストマニューバーで完全にフィンを抜くフォアハンドのテールブロースラッシュを成功させ5.17をスコアするも4位を強いられる展開。
しかし後半に入り、再びフローレスとジョアンがスコアを重ね、カノアも3位、村上4位と波乗りジャパンが追い込まれてしまう。ライトに的を絞ったカノアは、再び高速マニューバーで5.73をスコアすると一気にトップに躍り出る。村上は残り5分でニード8.73。
カノアはアンダープライオリティでインサイドの波を掴みバックアップを塗り替えてリードを広げていく。村上舜は4位となり、リパチャージの12で五輪出場権をかけて大原洋人とレオン・グラッツァー(GER)、ジョアン・ドゥルーと対戦する。
大会最終日のスケジュール。
午前7時30分~午前7時55分
女子リパチャージ・ラウンド9 1ヒート(前田マヒナ)
午前7時57分~午前8時22分
男子リパチャージ・ラウンド11、1ヒート(大原洋人)
午前8時24分~午前8時49分
女子メインイベント・ラウンド6、1ヒート
午前8時51分~午前9時16分
男子メインイベント・ラウンド7、 1ヒート(カノアと村上舜)
午前9時18分~午前9時43分
女子リパチャージ・ラウンド10、 1ヒート
午前9時45分~午前10時10分
男子リパチャージ・ラウンド12、1ヒート(大原洋人と村上舜)
午前10時15分~午前10時45分
女子決勝
午前10時50分~午前11時20分
男子決勝
12:45PM
閉会式
ライブ中継、詳細スケジュールなどは、大会オフィシャルサイトにてご確認ください。