エルサルバドル、2021年5月28日 -現地時間2021年5月29日から6月6日まで、中央アメリカのエルサルバドルで開催される「2021年サーフシティ・エルサルバドルISAワールドサーフィンゲームス」はサーフィン・オリンピックの最終予選。
ISA国際サーフィン連盟は、試合スタートを前に、5月27日から28日にかけて、564名の競技者およびイベント関係者のPCR検査を実施し、このうち18名が陽性となり、そのうち11名がアスリートであることを発表した。
また、さらに10名が現在、さらなる検査結果を待っている状況であるとも伝え、現在判明している18名の陽性者は、エルサルバドル政府、現地組織委員会、ISAが定めて実施しているプロトコルに基づき、政府が提供するホテルに隔離されることになった。
なお、陽性反応が出たチームや個人に関する具体的な情報は公表しないとし、ISAは、追加の検査が終了した後に、コロナに関するさらなる声明を発表する予定としている。
また金曜日には公式記者会見が行われ、会見には、ISA会長のフェルナンド・アギーレ、観光大臣のモレナ・バルデス、INDES会長のヤミル・ブケレ、チーム・エルサルバドルのメンバーであるブライアン・ペレス、そして女子のディフェンディング・チャンピオンでチーム・ペルーのソフィア・ムラノビッチが出席した。
がんばれ!日本!
今大会には、波乗りジャパン日本代表として、五十嵐カノア、村上舜、大原洋人、松田詩野、前田マヒナ、都筑有夢路の6名が出場。チームキャプテンとして大野修聖が参加している。
5月17日(月)日本を発って会場入りしている波乗りジャパン。素晴らしいコンディションとなった会場で調整する姿が、彼らのSNSでアップされている。
また初戦のヒート組も発表され、男子メインラウンド1のH9 に村上舜、H17に大原洋人、H25に五十嵐カノア。女子メインラウンド1のH12に都筑有夢路、H21に前田マヒナ、H24に松田詩野がクレジットされている。
前回の宮崎大会では、村上舜がキング・ケリーを破り、ISA-WSGで2年連続4位入賞の快挙を達成し、日本を団体銅メダルに導いた。今回はどんな活躍を見せてくれるのか。今から楽しみだ。
がんばれ!日本!
現地時間の明日29日(土)午前10時30分からスタートする予定の開会式の模様は、www.isasurf.org でライブ配信される予定。ISA独自の「Sands of the World」セレモニーでは、各国の代表者がステージで、容器に自分たちの国から持ってきた砂を注ぎ、サーフィンを通じて世界の国々が平和を祈る。
現地時間の 2021年5月29日10時30分 は、
日本時間の 2021年5月30日1時30分です。
イベント・スケジュール。
5月29日 開会式 @ 10時30分
コンディションにより競技開始の可能性あり
5月30日〜6月6日 競技
6月6日 決勝戦および閉会式
ライブ中継、詳細スケジュールなどは、大会オフィシャルサイトにてご確認ください。