鈴木一歩が終了間際の大逆転で１位通過。川瀬心那、佐藤利希、高橋花音もRPラウンド3進出。ISAジュニア5日

サーフシティ、エルサルバドル – – 2022年6月1日 　「2022年サーフシティ・エルサルバドルISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ」は大会5日目。

 

本日は男女共U18とU16のリパチャージラウンド敗者復活戦のラウンド2までが行われた。波は昨日からサイズダウンはしたものの3-4フィートの波があり十分なコンディションが続いている。

 

 

 

 

エル・スンザルでは、カリフォルニア・サンクレメンテのキャノン・カー（USA）とシーチー・ヤン（CHN）が、それぞれ16.17と13.90というU-16ディビジョンで最も高いヒート・トータルをスコア。

 

信じられないようなフローで、カーはボーイズU-16のシングルウェイブのハイエストスコアとなる9.17を叩き出し、一方マリア・リマ（HAW）はよりアグレッシブなアプローチで、今日のガールズU-16のシングルウェイブ・ハイエストスコアとなる8.00をマークした。

 

 

ライアン・ハッカビー（USA）は、古傷の足首のサポーターを着けていたにも関わらず、フロリダ出身の彼は、ラ・ボカナのライトで巨大なフル・ローテーションを決め、ボーイズU-18で9.77という本日のハイスコアを叩き出した。

 

 

リパチャージR2にはU16ガールズに13歳の高橋花音が登場。エル・スンザルのパワーのある難しい波に各選手が苦しむ中、常に早朝より多くの練習を重ねたという高橋が、前半から良い波をつかみ2位でリパラウンド3へ勝ち上がった。

 

 

 

U18ボーイズの鈴木一歩は、終了間際まで3位と完全に追い込まれていたが、ビッグセットを掴んだラストライドでは、２ターンのコンビネーションでエクセレントの8.93をスコア。大逆転の一位通過を果たした。

 

 

「言葉が出ないです。楽しいです。こんな良い波で試合出来るのがすごく嬉しいです。」と鈴木が言った。

 

 

佐藤利希はオンショアも強くなりスローな展開の中、ヒート後半にバックハンドで4.43をスコアして２位をキープ。優先権を持って掴んだラストウェイブでは5.77をスコア。下位の選手の追い上げを振り切り、２位でリパラウンド3へ勝ち進んだ。

 

 

ハイタイドとオンショアの影響で、波選びが難しいコンディションの中、U-18ガールズのリパR-2で川瀬心那は、ワンマニューバーながらソリッドなターンを決めて、5.93をスコア。

 

ラストウェイブではバックハンドで4.63をスコアし、ヒートスコア10.56をマークして1位でラウンドアップ。リパR-3へ勝ち進んだ。

 

 

「エルサルバドルは初めてなんですが、エル・スンザルもラボカナもすごく良い波で毎日楽しいです。リパチャージに回ってしまいましたが、このままファイナルまで頑張りますので応援お願いします。」

 

明日大会６日目は現地時間７：３０より、ラボカナで男女U18ラウンド４からスタート、そして男女U16のラウンド４、U18男子リパチャージR3が行われる。

 

U18ガールズR4
H2中塩佳那

U16ボーイズR4
H2渡邉壱孔

U16ガールズR4
H2池田美来
H3鈴木 莉珠

U18ボーイズ リパチャージR3
H4鈴木一歩
H5佐藤利希

 

エルスンザルでは、U18女子のリパチャージR3、男女U16のリパチャージR3が がんばれ！日本！

U18ガールズ リパチャージR3
川瀬心那

U16ガールズ リパチャージR3
H1高橋花音

 

U18ボーイズ リパチャージR4
H6岩見 天獅（明日はヒートなし）

U18ガールズ リパチャージR4
H6松岡亜音（明日はヒートなし）

U16ボーイズ リパチャージR4
H6寺田文太（明日はヒートなし）
H6長沢侑磨（明日はヒートなし）