パンデミックの最中にメキシコで撮影された、サーフィン界の永遠のヒーローであるトム・カレンの最新映像が公開

 

オーストラリアを代表する世界のリーディング・サーフブランド「RIP CURL」が、サーフィン界の永遠のヒーローであるトム・カレンの最新映像「Rip Curl’s Free Scrubber starring Tom Curren」を公開した。

 

 

今回は、3x世界チャンピオンのトム・カレンのメキシコ・トリップ映像。2020年の前半、世界がコロナのパンデミックでロックダウンしている真っ只中。カリフォルニアにいたカレンは長年の友人であるバグズ・アリコと一緒にメキシコのサリナ・クルスへと南下。彼らが到着して間もなく、メキシコ国境は閉鎖され、地元の連邦政府によってサーフィンをする外国人は町から追い出すことになった。

 

 

それを逃れた彼らは3ヶ月間、町で唯一のサーファーとして、サリナ・クルスのポイントを独占。この旅に同行したのはオーストラリアの映像作家アンディ・ポッツで、彼はカメラを持っていたが、実際の計画があったわけではなかった。しかし、メキシコのサンドポイントでのトム・カレンとの3ヶ月に渡るクローズドな撮影など、セッティングしようとしても出来るものではない。彼はすかさずカメラを回した。

 

 

編集はちょっとコミカルな部分も多く、トミーのスタイリッシュなサーフィンシーンのアクセントとなっている。リップカールのサーチトリップという観点からは少々外れた作りではあるが、非常に新鮮で最後までたっぷりとトミーのサーフィンを堪能できた感満載だった。

 

彼とは、数年前に来日した際、何度か時間を共にしたことがあるが、サーフィンのレジェンド感というよりは、サーフィンが異常に上手いミュージシャン的な感じ? 音楽が常に彼の周りにはあって、いつも何か別のことを考えている感じだったことをこの映像を見ながら思い出した。

 

 

https://www.ripcurl.com/au/blog/rip-curl-presents-free-scrubber-tom-curren.html