去る7月18日に病気のため急逝された、SURFCOオーシャンサイドのオーナーである粟田和幸さんのメモリアル・コンサートが、館山のなぎさ食堂で開催。日本でのライブツアーのために来日中であった、永遠のサーフィンヒーローであるトム・カレンが、カズさんのために演奏したいとライブが実現した。
館山市出身で地元を愛した粟田和幸さん。数々のアマチュア実績を残し、1985年よりJPSA公認プロとして活躍。 その経験やスキルに活かし、妻の都美さんと二人三脚で平砂浦にサーフショップ「SURFCOオーシャンサイド」をオープン。そこにはカズさんの人柄に多くの仲間が集った。また千葉県館山市のNPO 平砂浦コースタルビジョンなどにもサーファーとして参加し、地元の活性化とジュニア育成に尽力された。
イベント当日はカズさんを知る友人や関係者が多数参加。80年代に5度のJPSAグランドチャンピオンを獲得した記録を持つ、日本のサーフィン界のレジェンドである久我孝男氏も来場。現在はカズさんの息子である海(かい)と生(なる)の兄弟のコーチとして粟田ファミリーを支える。そんな久我氏もトム・カレンとの久しぶりの再会を喜んだ。
イベント前の館山湾の美しい夕焼け。カタワレ時とは、片割れである相手に出会える時のこと。カズさんがみんなに会いに来ていたのかもと思うほどの神秘的な夕焼けだった。
今回のトムの日本滞在中に台風スウェルが日本列島にヒット。急遽リップカール撮影チームが来日することになり、日本でのムービー撮影が決定。近い将来、そんな素晴らしい映像を紹介できるだろう。どんな映像に仕上がるか今から楽しみだ。
9.3 (日) には、福岡の芥屋海水浴場・キャンプ場 特設ステージで開催される「Sunset Live 2017」にライブを行う予定のトム・カレン。今年の夏を締めくくる最高のステージを見せてくれるだろう。お近くの方は是非。
【ツアー問い合わせ】 Surfrock International Inc. 0466-65-3201