韓国に世界最大規模の人工サーフィン施設「始興(シフン)ウェーブパーク」が来週10月8日オープン

人工ウェイブ・テクノロジーのパイオニア「Wavegarden®(ウェイブガーデン)」社による、韓国・京畿道の西南にある始興、タートルアイランドに建設されている世界最大の人工サーフパークがいよいよ10月8日にオープンする。オープンに先駆けて、施設でテストライドする最新映像が公開された。

 

 

世界最大規模の人工サーフィン施設「始興(シフン)ウェーブパーク」は、東アジアで初めてとなる人工サーフィンパークで、始華マルチテクノバレー(始華 MTV)に造成された人工島のコブク島を含め、約32万5,300㎡の敷地に作られる。

 

また世界最大規模である16万6,613㎡の人工サーフィンパークを皮切りに、2023年までにホテル、コンベンション、マリーナ、大観覧車などを造成する計画。

 

 

8秒ごとに左右から2つの波が作られ、1時間では約1,000の波が作られる。波の高さ・形・長さ・強度などを調整して様々な種類の波を作ることができ、 世界的に有名なサーフィンスポットの波をウェーブパークで体験可能。

 

 

アウトというか波が最初にブレイクするポイントをリーフ(REEF)エリアと呼び、初心者でも楽しめるインサイドのベイ(BAY)エリアの2つに分かれ、初心者から上級者まであらゆるサーファーが楽しめるよう設計されている。

 

 

インサイドのBAYエリアは水深が0.1m~0.8m、上級者向きのREEFは水深0.8m~1mで波高さが1m~1.8m まで出せる。

 

フェスティブウェーブ

 

また隣接する「フェスティブウェーブ」と呼ばれるプールでは、穏やかな波でボディボードが楽しめる。イメージのイラストでは結構な波が割れている感じもするが、波の出るプールといったイメージか。

 

10月8日からのオープンを間近に控え、既にオフィシャルサイトもオープン。韓国語以外にも英語や日本語にも対応している。入場料は15,000ウォンで約1,355円。フリーサーフィン(1時間)は55,000ウォンで約4,950円 子供料金もあり。

 

 

運営会社は当初、サーフィンへの関心が高まっているうえ、日本や中国など国内外から年間200万人以上の観光客が訪れると見込んでいたが、コロナの影響で海外からの利用者が韓国の波に乗れるのは、もう少し時間がかかりそうだ。

 

https://www.wavepark.co.kr/main