WSL「Rumble at the Ranch」の出場選手および混合ダブルスのペアが発表。カノアはタティアナとペア

現地時間8月9日、日本時間8月10日7時からカリフォルニアのウェイブプール「サーフランチ」で開催される、WSLカウントダウン・イベント「Michelob ULTRA Pure Gold Rumble at the Ranch」。この男女16名の混合ダブルスで行われるイベントの全出場選手とペアの組み合わせ、およびヒート表が発表となったので紹介しよう。

 

 

ラウンド1

ケリー・スレーター&セージ・エリクソン・チーム

カリッサ・ムーア&セス・モニーツ・チーム

 

11度のワールドチャンピオンでウェイブプールのパイオニアであるケリー・スレーターは、カリフォルニア出身の29歳、セージ・エリクソンと混合ダブルスを組む。このプールの生みの親であるケリーはザ・ランチの波を知り尽くしている。

4度の世界チャンピオンのカリッサ・ムーアは、ハワイアン・ヤング・ブラッドのセス・モニーツとペア。カリッサはプールでも好成績を残しており、サーフランチの相性は抜群。22歳のセスは、昨シーズン世界第12位にランクイン。エア系トリックも得意だ。

 

ラウンド1

ココ・ホー&フィリーペ・トリードチーム

アリッサ・スペンサー&コロヘ・アンディーノ・チーム

 

オアフ島のノースショア出身のココ・ホーは、スモールウェイブ・スペシャリストの異名を持つフィリーペ・トリードとペアを組む。2018年のサーフランチプロで1本の波に3つのエアーを決めたトリード。今回はどんなトリックを見せてくれるのか。

南カリフォルニアのサンクレメンテ出身のコロヘ・アンディーノは、同じカリフォルニアのエンシニータス出身の17歳のアリッサ・スペンサーとタッグを組む。コロヘは、エアリアルからバレルライディングまで、多彩なテクニックでサーフランチの波を料理。QSサーファーのアリッサは強力なフロントサイドターンと鋭いバックハンドをミックスし挑む。

 

キラ・ピンカートン&コナー・コフィン・チーム

キャロライン・マークス&エイドリアノ・デスーザ・チーム

 

サンタバーバラのコナー・コフィンは、サンクレメンテのキラ・ピンカートンとペア。元ジュニア世界チャンピオンのキラは、アリッサ同様にQSトップサーファー。2019年のサーフランチのRising Tidesイベントでこの波は経験済みだ。

18歳のキャロライン・マークスは、2019年シーズンを世界2位でフィニッシュ。2019年にサーフランチで行われた試合で、エアリバースをメイクし観客を沸かせた。2015年の世界チャンピオンであるエイドリアーノ・デスーザは、怪我のために2019シーズンをほぼ欠場したが、ブラジリアン・ストームのリーダー格として君臨する。 

 

レイキー・ピーターソン&グリフィン・コラピント・チーム

タティアナ・ウェストンウェブ&五十嵐カノアチーム

 

サンタバーバラのレイキー・ピーターソンは、サンクレメンテのグリフィン・コラピントとペア。2019年シーズン世界3位でフィニッシュしたレイキーは、2018年のサーフランチプロで3位、2019年のフレッシュウォータープロで優勝しサーフランチの波を得意とする。グリフィンも2019年にここで3位になり.優勝候補ペアである。

五十嵐カノアは、カリフォルニアのハンティントンビーチで生まれの日本人サーファー。アメリカの日本の二重国籍を持ち、東京オリンピックで日本を代表するサーファーとなる。2016年にCTデビューを果たし、継続的にランキングを上げ、2019年シーズンには世界6位でフィニッシュ。

ブラジル生まれ、ハワイアン育ちのグーフィーフッターであるタティアナ・ウェストン・ウェブは、2015年からチャンピオンシップツアーに参加して以来、トップ10を維持。USオープンでのCT優勝が印象に残っている。

 

この模様は、現地時間2020年8月9日午後3時、日本時間の 2020年8月10日7時にWorldSurfLeague.comで生放送され、アメリカでは、FOX SportsがFS2で生放送する。

 

コンテスト形式は、16人のサーファー(男子8人、女子8人)がペアになり、8つの男女チームを組んで対戦し、準々決勝、準決勝、決勝へと進む。毎ラウンド、各チームは2本のライトと2本のレフトからなる4つの波をライディング。各サーファーの最高得点が組み合わされて、そのラウンドのチーム得点が作成され、最高得点のチームが次のラウンドに進む。今回のジャッジはリモートで行われる。

 

 

https://www.worldsurfleague.com/events/2020/spec/3504/rumble-at-the-ranch