ワールドサーフリーグは、新型コロナウイルス感染症拡大を受け、3月に開催予定の全イベントのキャンセル決定。

ロサンゼルス、カリフォルニア/アメリカ(2020年3月12日、木曜日)ワールドサーフリーグ(WSL )は、新型コロナウイルス感染症の急速な状況の変化と、アスリート、ファン、スタッフの安全を考慮し、オーストラリアのゴールドコーストで開催される2020チャンピオンシップツアー(CT)のオープニングイベントを含む、今後3月に世界中で開催が予定されていたすべてのイベントをキャンセルすることに決定した。

 

 

 

「コロナウイルスは、世界中のあらゆるスポーツイベントなどに大きな影響を及ぼしています。私たちにとっても同様です」と、今シーズンからWSLの指揮をとるCEOのエリック・ローガンがコメント。

 

「この決定がサーフィンコミュニティに大きな影響を与えることを認識しているため、この決定を簡単に出すことはできませんでした。 しかし、アスリート、ファン、スタッフの健康と安全は最優先事項です。また社会的責任の観点から、私たちはウイルスの拡散が加速する中でイベントが果たす役割を非常に真剣に受け止めています。私たちはアスリートと密接に連絡を取り合っており、これが今すべき正しいことだと強く感じています。」

 

現時点で得られた情報に基づいて、現在この期間を超えて追加のイベントをキャンセルすることはありません。とはいえ、状況は進化を続けており、オーストラリアのベルズビーチで開催予定のCTイベントを含め、今後のイベントのステータスを注意深く監視および評価していきます。

 

WSLは、これらのキャンセルがツアーに与える影響を慎重に検討しており、今後さらに情報を提供します。とした。

 

界各地で感染が拡大する新型コロナウイルスについて、WHO=世界保健機関が出したパンデミック宣言。今後のサーフィン業界にも多大な影響を及ぼしていくことになりそうだ。

 

現在キャンセルまたは延期されたイベント:

  • パパラ・プロ・オープン・タヒチ-キャンセル
  • ピハ・プロ・ジュニア、ニュー・ジーランド-延期
  • コロナ・ピハ・プロ、ニュー・ジーランド-延期
  • シート・プロ・ネタニア、イスラエル-延期
  • バルバドス・サーフ・プロ、バルバドス-延期
  • コロナ・オープン・ゴールド・コースト、オーストラリア-キャンセル
  • WSLアワード-延期
  • レッド・ブル・エアボーン・ゴールド・コースト、オーストラリア-キャンセル
  • ジャックスサーフボード・プロ、アメリカ-延期
  • ロングボード・プロ Espinho、ポルトガル-延期
  • カパリカ・サーフ・フェスト・プロ、ポルトガル-延期
  • セントラルジャパンオープン、日本-延期
  • クルイ・プロ、インドネシア-延期