WSLが2021ツアーに関して抜本的な変更を提案。2020年の全ツアーイベントの開催延期を6月末まで延長

WSLのCEOであるエリック・ローガン

現地時間2020年4月28日火曜日、WSLワールドサーフリーグは、全イベントの延期及びキャンセルを2020年の6月末まで延長することを発表。今後の2020年のチャンピオンシップツアー・シーズンとすべてのイベントについては、6月1日に行われるネクスト・コールで発表される。

 

 

さらにWSLは、CTからチャレンジャーシリーズ、リージョナルQSまで、2021ツアーへの抜本的な変更を提案。WSLは2022年以降、すべてのツアーを進化させる方法をコロナ以前から模索しており、この情勢を踏まえて、変革の時であると判断したと、CEOであるエリック・ローガンはコメント。

 

 

男女共ワールドタイトルはサーフオフ形式で決定

 

チャンピオンシップツアー:

2021年から、男女共ワールドタイトルはチャンピオンシップツアー・シーズンの最終日の1日のコンペティションで決定され、トップサーファーがそれぞれのタイトルを新しいサーフオフ形式で戦って決定する。この進化は複数年にわたる議論が行われた課題の一部であり、最終的なデザインはサーファー、パートナー、およびWSL間のコラボレーションによって導かれたものだという。

 

CTとチャレンジャーシリーズが行われる時期を分ける。

 

チャレンジャーシリーズ:

全体的なツアーのスケジュールが更新され、チャンピオンシップツアーとチャレンジャーシリーズが行われる時期を分けて、明確な異なるシーズンを作るため、スケジュールを再構築する予定だ。

過去何年にもわたって、「CTシーズン」と「QSシーズン」は並行して進行してきたが、トップレベルのクオリファイ・イベントは、「CT」が始まる前に開催されていた。

WSLによれば、この変更によりCTでリクオリファイできない選手が、QSを回り1年間待つのではなく、次のシーズンに再び資格を得ることができるようになるという。詳細はまだ明らかにされておらず、詳細は今後数か月以内にリリースされる予定のようだ。

 

「詳細はまもなく発表されますが、これが世界中のサーファーやサーフィンにとって何を意味するのか本当に楽しみです。私たちはこれらのアップデートと進化に対して、できるだけ総合的に取り組みます」とローガンは言った。 「コミュニティ全体と協力して、私たちはプロサーフィンやすべてのサーフィンを推進する強力でエキサイティングなプラットフォームで、このパンデミックを乗り越えようとしています。前向きに進んで行きましょう。」

 

詳細については、WorldSurfLeague.comをご覧ください。今回の発表では、方向性が示されているが、具体的にははっきりしたことが分からない。新しい情報が入り次第、お届けします。