2020年3月3日、アメリカ・カリフォルニア州ラホーヤ：ISA国際サーフィン連盟は本日、パリ2024年のオリンピック・サーフィン大会の開催地として、フランス領ポリネシア・タヒチ島のチョープーがIOC理事会の承認を得たことを、全面的にサポートするという声明を発表した。
世界的に有名なリーフブレイクであるチョープーは、ワールドクラスの波で知られ、出場選手はもちろん、見る側にとっても非常にエキサイティングな試合が期待される場所である。
競技中、選手村は一時的なプレハブ・ハウスで構成される。これは、競技会の持続可能性と環境への影響を最小限に抑えるために、競技後に取り壊されるというもの。
ISAフェルナンド・アギーレ会長は次のように述べている。
「私たちはパリ2024のリーダーシップチームと密接に協力して、サーフィン競技の開催場所を選択しました。タヒチは、アスリートと私たちのスポーツに最適な競技のためのコンディションを提供するという点で本当に素晴らしい場所でした。」
「サーフィンにとって、チョープーは神聖な場所であり、歴史と伝統に富み、スポーツの文化と遺産に敬意を払いながら、真に本物のサーフィン体験を提供します。」
「オリンピック会場としてのタヒチは、パリ2024の創造性と革新の精神の証です。サーフィンはオリンピックの新時代のスポーツであり、パリ2024によるこのアプローチは、私たちの本質的な価値を実証するものです。」
「私たちは、地元住民のニーズを尊重しつつ、会場周辺の持続可能性と海洋保護を確保し、島の美しい環境を維持することに全力を尽くします。大会は、サイトに適応するサステナビリティの遺産を残し、それだけではなく経済的、社会的、環境的な観点を考慮に入れています。」
「パリ2024組織委員会およびフランス・サーフィン連盟やパートナーと協力して、この素晴らしい機会を利用して、私たちのスポーツが提供する最高のものを披露し、東京2020でのオリンピックデビューの成功と遺産の上に築いていくことを今から楽しみにしています。」
会場は、2020年12月に正式決定されることになっている。
