モロッコ南部のサーフラウン、タガズートで1月25日から2月1日まで、今年2戦目となる WSL QS5000イベント「Pro Taghazout Bay(プロ・タガズート・ベイ)」がスタート。会場となる、世界的にも有名なライトハンドのポイントブレイクであるアンカーポイントがコンディション不良のため、バックアップ・ロケーションであるアンザへ移動して2日間かけてラウンド1が終了した。
大会初日は、ラウンド1のH16まで終了。H3小笠原由織、H6安井拓海、H9都築百斗、H16新井洋人がラウンドアップ。三輪紘也、大音凛太、古川海夕、岩見天獅はここで敗退となった。
前回の海南島の5000では3位となったインドネシアの和井田理央は、今回も2本のエクセレント・レンジのスコアを揃え、トータル15.90をマークしてラウンド2へ勝ち上がった。
「中国での結果は僕にとって大きなものであり、本当に嬉しいです」と和井田が言った。 「このペースを続けたいですね。これは2戦目のQS5,000であり、トップ100に自分の位置を保ち、チャレンジャーシリーズをメイクするために、より多くのポイントを獲得したいです。でも非常にハードです、これまで初期のラウンドで常に負けていましたが、それを改善するためにトレーニングしてます。自分の最終的な目標はもちろんクオリファイすることです。」
大会2日目は、更にサイズダウンする中、H17から再開してH18の田中大貴が2位でラウンドアップ。同じヒートの加藤嵐、H21の野呂海利はここで敗退。コンテストは8ヒートのみで終了となった。
明日の大会3日目、試合が再開されれば、ラウンド2のH1から五十嵐カノアが登場。そしてラウンド2から出場の稲葉玲王はH8、H15に大原洋人が登場。またラウンドアップした小笠原由織はH4、安井拓海がH5、都筑百斗がH9、新井洋人がH16、田中大貴がH17にクレジットされている。
今シーズンはスタートから、海南島のQS5000で村上舜が優勝するなど、目覚しい活躍を見せる日本選手たち。今年も世界を目指して戦い続ける、日本のサーフ・アスリートたちの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!
https://www.worldsurfleague.com/events/2020/mqs/3491/pro-taghazout-bay