ビリー・ケンパーとイマイカラニ・デヴォルトがビラボン・パイプ・マスターズのワイルドカードを獲得

優勝したビリー・ケンパー Credit: © WSL / Heff

バンザイパイプライン、オアフ島/ハワイ(2019年12月9日月曜日)いよいよ開幕するVANSトリプルクラウンのファイナル・イベントでCT最終戦となる「ビラボン・パイプ・マスターズ」。

そのメイン・イベントの2枠の出場権をかけたトライアルイベント「パイプ・インヴィテーショナル」が4−6フィートのコンディションで行われ、上位2名となったビリー・ケンパーとイマイカラニ・デヴォルトが「ビラボン・パイプ・マスターズ」の出場権を獲得した。

 

 

ビリー・ケンパーにとっては、今回が2度目のパイプ・マスターズ。前回は2012年に、ラウンド3まで勝ち上がり、11回の世界チャンピオンで7回のパイプマスターであるケリー・スレーターに敗れた。

 

優勝したビリー・ケンパー Credit: © WSL / Heff

 

今日のケンパーは、2位のデヴォルト、キアヌ・アシン(HAW)、コア・スミス(HAW)といったオール・ハワイアン・ファイナルにおいて、バックドアで7.67、パイプバレルでのテクニカル・レイトドロップで5.50をスコア。パワフルなパフォーマンスを披露して優勝した。

 

ビリーケンパーCredit: © WSL / Sloane

 

「これが自分がやってきたことのすべてです。このようなコンディションで対応できるようにしてくれたカヘア・ハートに感謝しなければなりません」とケンパーが言った。「結局のところ、これが我々が考えているところ。バトルの準備をして、マラソンの準備ができているかということです。メイン・イベントに出場できて最高に嬉しいです。メイン・イベントに参加するのは今回が2回目ですが、本当に良い波の予報も出ているんで本当に楽しみです。」

 

2位でワイルドカードをゲットしたイマイカラニ  Credit: © WSL / Sloane
キアヌ・アシンは惜しくも3位でメイン・イベントの出場権を逃した。  Credit: © WSL / Sloane
卓越したバレルライディング・スキルでパイプラインのバレルにチャージしたコア・スミス   Credit: © WSL / cestari

 

予報では明日はさらにサイズアップが見込まれており、メインラウンドがスタートする予定。シーディング・ラウンド1のヒート1では五十嵐カノア(JPN)が、コナー・コフィン(USA)、ソリ・ベイリー(AUS)と対戦する。

 

今回も日本語によるライブ中継も行われている。ワールドサーフリーグのオフィシャルサイトのライブ中継で言語を日本語を選べば視聴可能。トリプルクラウンのサイトも同様に日本語を選ぶだけだ。

 

 

ワールドサーフリーグのオフィシャルサイト
https://www.worldsurfleague.com/events/2019/mct/2927/billabong-pipe-masters

トリプルクラウンのオフィシャルサイト(日本語ライブ)
https://www.vanstriplecrownofsurfing.com/billabongpipemasters2019/live/jp

 

 

 

パイプインビテーショナルのファイナル結果:
1-ビリー・ケンパー(HAW)13.17
2-イマイカラニ・デヴォルト(HAW)12.50
3-キアヌ・アシン(HAW)7.56
4-コア・スミス(HAW)3.83

 

 

 

ビラボン・パイプ・マスターズ・シーディング・ラウンド1組合せ:
ヒート1:五十嵐カノア(JPN)、コナー・コフィン(USA)、ソリ・ベイリー(AUS)
ヒート2:コロへ・アンディーノ(USA)、グリフィン・コラピント(USA)、ジャドソン・アンドレ(BRA)
ヒート3:フィリーペ・トリード(BRA)、デイヴッド・シルヴァ(BRA)、リカルド・クリスティ(NZL)
ヒート4:ジョーディ・スミス(ZAF)、ピーターソン・クリサント(BRA)、フレデリコ・モライス(PRT)
ヒート5:ガブリエル・メディーナ(BRA)、ウィリアン・カルドゾ(BRA)、イマイカラニ・デヴォルト(HAW)
ヒート6:イタロ・フェレイラ(BRA)、マイケル・ロドリゲス(BRA)、ビリー・ケンパー(HAW)
ヒート7:オーウェン・ライト(AUS)、ジャック・フリーストーン(AUS)、レオナルド・フィオラバンティ(ITA)
ヒート8:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、エイドリアン・バカン(AUS)、ジェシー・メンデス(BRA)
ヒート9:ジェレミー・フローレス(FRA)、カイオ・イベリ(BRA)、イズキール・ラウ(HAW)
ヒート10:ケリー・スレーター(USA)、ミシェル・ボレーズ(FRA)、セバスチャン・ジーツ(HAW)
ヒート11:ジュリアン・ウィルソン(AUS)、ウェイド・カーマイケル(AUS)、ジョアン・ドゥルー(FRA)
ヒート12:セス・モニーツ(HAW)、ライアン・カリナン(AUS)、ヤゴ・ドラ(BRA)