WJCアジア代表選考会は男女共ファイナリストが決定。white buffalo HYUGA PRO男子ベスト8が決定。

WJCアジア・チャンピオンシップ代表選考会ファイナリスト4名

10月16日(水)から20日(日)まで宮崎県日向市「お倉ヶ浜海水浴場」で開催されるWSL男女QSイベント「white buffalo HYUGA PRO」大会4日目。朝は曇りながら、日中は晴れ。波はサイズダウンで、胸ぐらい。

 

絶好調で1位で勝ち上がった村上舜

 

風なし、流れなしで乗りやすい。ただ、引きになると張る波は少なくなり、つなぎながらの演技。タルい波でマニューバーがかけにくい。スキルの差があまり出ないため、技数多く入れたもん勝ちという結果になった。

 

 

今日から同時開催のジュニアの試合「WJC男女アジア・チャンピオンシップ」もスタート。本来、9月に南房総、10月に伊勢で行われるはずだった試合が、台風の影響を受けて中止。WJCの大会も来月と迫る中、急遽、今大会期間中にジュニアの大会を入れ込むことなったからだ。この大会結果によりWJCのアジア代表(男子4人、女子2人)が選ばれる。

 

和井田理央
西修司
平原颯馬

 

試合はQS1000の男子R-4からスタートし、プロジュニア男女ともセミファイナルまで行って今日は終了。

 

 

QS1000の男子のR-4の結果。
村上舜、仲村拓久未、平原颯馬、都筑百斗、西修司、田中大貴、和井田理央(IDN)、西慶司郎、以上の8人が勝ち上がり、明日のクォーターファイナルに進出。

 

WJC男女アジア・チャンピオンシップ

 

Ketut Agus (IDN)
Ketut Agus (IDN)
安室丈
安室丈
上山キアヌ久里朱
上山キアヌ久里朱

 

続いて、プロジュニア。まずは男子、決勝進出はKetut Agus (IDN)、村田嵐、加藤翔平、矢作紋乃丞。WJC経験者の安室丈、上山キアヌ久里朱はセミで敗退となる大番狂わせ。

 

女子は松田詩野、脇田紗良、野中美波、中塩佳那の4人がフィナルへ。こちらは順当に世界大会経験者が勝ち残った。

 

脇田紗良
セミを勝ち上がってホッとした表情。やはり固くなってしまったとのこと。

女子は上位2名が代表なので、明日の試合が重要。決勝は実力者同士の戦いで僅差になる予想。さらにQS3000女子では、QFで都筑有夢路と脇田紗良が対戦。負けられない戦いが続く。

松田詩野
本戦が不本意な結果に終わったものの、切り替え完了。笑顔も戻って、詩野の良さが全て出た試合運びで1位通過。

野中美波
こちらも本戦と打って変わって、ノビノビ。本来の美波のバネのあるサーフィンが復活。

中塩佳那
女子の中でも小柄ながら、スピードはピカイチ。止まらないサーフィンでQF、SFと難なく撃破。

村田嵐
今年の試合で覚えた我慢のサーフィン。コーチングも積極的に受け、フィジカルトレーニングもこなす。メンタルの部分が成長した証がこの結果に。

加藤翔平
まだ未完の大器ながら、サーフィンはクリエイティブ。WJCに出るのが目標と言っていたけど、新しい目標を作らねば。

矢作紋乃丞
今年の6月に行われたNSAジュニアオープンでボーイズクラスで優勝。10月のISA世界ジュニア(U-16)の日本代表にも選ばれた。今年、上り調子のアップカマー。

須田喬士郎
プロジュニア男子R-1にて、フルスロットルのパワーサーフィンを魅せてギャラリーを魅了。9.25、9.85、合計19.10ポイントという今大会のベストを叩き出した。

伊東李安琉
プロジュニア男子QFにて、追い込まれたリアル。最後の5分でリエントリー連発からのエアーで8.50ポイント。1分前にはフィニッシュに特大スラッシュ・レイバックで大逆転1位のラウンドアップでセミへ。

エアの高さはピカイチだった鈴木仁は惜しくもSF敗退
松岡亜音
松永莉奈
川瀬心那
馬庭彩

アラシ、ミノリ、マナ、ミナミ

会場では飲食ブースや地元名産品の紹介などを展示。
ステージではダンスパフォーマンスなどが行われ、来場者を楽しませていた。

 

明日のファイナルデイは6:30AMにファーストコール。http://www.worldsurfleague.jp/2019/white-buffalo/live-jp.php