宮崎県日向市で男女QSイベント『white buffalo HYUGA PRO』開催。WJCジュニア日本代表選考会も開催

WSL QSイベント「white buffalo HYUGA PRO」が2019年10月16日(水)~10月20日(日)に宮崎県日向市「お倉ヶ浜海水浴場」で開催される。

 

第4回を迎える今回は、 国内最高グレードである女子QS3000に加え、 男子QS1000の同時開催が決定。また台風で2戦中止(南房総・伊勢志摩)となったWSL ASIA/JAPANジュニア日本代表を決定するプロジュニアFinal Leagueが10月18日より同時開催。

 

 

今年の「white buffalo HYUGA PRO QS3000」には、 先日2019ISAワールドサーフィンゲームス(以下、 WSG)でアジア最高位となり、 オリンピック出場が有力視される、 松田詩野(17歳)や2020シーズンにCT参戦も期待される都筑有夢路(18歳)、 脇田紗良(16歳)、 前田マヒナ(21歳)など日本人トップサーファー達が参戦。

 

そのほかにもNAMINORI JAPAN強化指定A選手の川合美乃里(18歳)や2018ISAワールドサーフィンゲームス、 日本人最高位、 黒川日菜子(23歳)など世界を転戦する日本人選手達がQS3000ポイントを目指し、 宮崎・日向に集結する。

 

松田詩野

海外選手たちは、 オーストラリア・アメリカ・ヨーロッパから強豪選手たちがエントリー。 中でも注目は、ジュニア世代で頭角を現し、 初のCT入りを目指すアリッサ・スペンサー(USA/16歳/WSL QSランキング7位)やキラ・ピンカートン(USA/16歳/WSL QSランキング15位)など、CT入りを目指す若手選手たちが出場。

 

過去3大会はいずれも海外トップサーファー勢が優勝を手にしているが、 今シーズンの日本人女子選手はQSランク・トップ20に3名、 名を連ねており、 本大会初となる日本人サーファー優勝に期待が高まる。

 

 

大会期間には、 初日終了後WSL JAPANとセロリー株式会社の主催による、 ビーチクリーン活動も予定されており、 多くの選手たちが参加する。 他にも会場ではトップサーファーたちのサイン会や記念撮影、 大会協賛スポンサーによるプレゼント企画など、 来場者が楽しめるイベントも毎日開催する予定。

 

■男子「white buffalo HYUGA PRO QS1000」

今年初開催となる男子WQS「white buffalo HYUGA PRO QS1000」には、 10代を中心としたネクストジェネレーションが数多くエントリー。 その中に先日、 2019ISA WSGでファイナリストとなり、 アジア最高位となった村上舜(22歳)が参戦を表明。 また、 WSGで村上と熱い戦いを繰り広げ、 実力十分のインドネシア代表 和井田理央(19歳)が優勝を目指す。

 

そんなトップ選手たちを迎え撃つジュニア勢は、 2018年ISAワールドジュニアサーフィンゲームスで優勝を成し遂げた、 上山キアヌ久里朱(18歳)や2018WSL Jr「ジープワールドジュニアチャンピオンシップ」準優勝の安室丈(18歳)など実力のある10代サーファーがエントリー。 ジュニアからシニアへ国際大会への本格参戦を前に頭角を現すニューヒーローとなれるのか?本大会での活躍に注目が集まる。

 

 

■WSL(ワールド・サーフィン・リーグ)について

世界中で開催されるプロサーフィン・ツアーを運営する組織。 主要拠点をアメリカ・カリフォルニア州サンタモニカとし、 ニューヨークにも支局を設置。 アメリカの他に、 日本、 オーストラリア、 フランス、 南アフリカ、 ブラジル、 ハワイ、 南カリフォルニアにもオフィスを構え、 世界中のプロサーファーの大会を運営。

 

■競技サーフィンについて

競技人口は、 現在世界で約1億2000万人にのぼると言われ、 直近10年間でサーフィン人口が50%以上拡大している人気のスポーツです。 2020年の東京五輪より追加新種目入りし、 競技としての注目度がますます高まっています。

サーフィンには、 ワールド・サーフ・リーグ(以下、 WSL)が運営する、 世界ランキングを決めるワールドツアーがあり、 世界チャンピオンを決める「チャンピオンシップ・ツアー(以下、 CT)」と、 「クオリファイ・シリーズ(以下、 QS)」という2つのカテゴリーで構成されています。

 

男子・女子サーフィンの「QS」シリーズは、 獲得ポイント・賞金を基準に1000、 1500、 3000、 6000、 10000グレードに分かれ、 上位カテゴリーであるCTツアー参戦の権利となるポイントをシーズン終盤の12月まで競い合う。

2019年現在、 アジア人女子サーファーでいまだCTツアーに参戦を果たした選手は出てきていない。

 

 

https://www.worldsurfleague.com/events/2019/wqs/3151/white-buffalo-hyuga-pro