JPSAジャパンプロサーフィンツアー2019 ロングボード最終戦「ALL JAPAN クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ」が9月28日(土)~29日(日) (予備日:30日)神奈川県茅ケ崎市 茅ヶ崎パーク(ヘッドランドビーチ)で開催される。
この大会は毎年、ロングボードツアーの最終戦となり、熾烈なグラチャン争いが行われる一方で、地元茅ヶ崎のサーファー達の活躍にも注目が集まるイベントである。
ローカルヒーローたちの活躍に期待する地元応援団の大声援の中、今年はどんなヒーローが生まれるのか。今週の波予想が、あまり期待出来ないなかで、ローカル・ナレッジが波乱を起こすかもしれない。
気になるグラチャン争いは、前回の福島北泉で、井上鷹が3勝目を上げ、最終戦を待たずして今年度のグランドチャンピオンが確定。注目は女子のグラチャン争いとなった。
現在トップを走るのは2年連続でグラチャンを目指す3年連続グランドチャンピオンの記録を持つ吉川広夏。それを小髙恵子が2位で追いかける。そして3位に小山みなみ、4位に菅谷裕美と続く。
全5戦中、上位4戦のポイント合計で年間ランキングを決定するJPSA。吉川広夏と小山みなみは、1戦欠場しているので現在の3戦のポイント合計に今回の最終戦のポイントが加算される。
小高恵子と菅谷裕美はここまで全4戦に出場しているため、今回の最終戦でいま持っているポイントを上回る成績を収めることができれば、現在保持している最低ポイントは切り捨てることとなる。
今回、自分の持っている最低ポイントを差し引き、今回の最終戦のポイントが入る前の3戦の合計で、順位を見ると吉岡と小山の二人が大きくリードしていることがわかる。
吉川広夏が5720ポイント、
小山みなみが5180ポイント、
小高恵子が4520ポイント、
菅谷裕美が4020ポイント。
吉川と小山はファイナルまで勝ち上がる可能性が高く、グラチャン争いは事実上、ふたりに絞られている感じだ。
吉川広夏がファイナル進出し、優勝か2位になれば、4度目のグラチャンが決定。吉川が3位であれば、小山は優勝すればタイブレイクでプレイオフに持ち込むことができる。
しかし吉川がセミで3位で敗れ、5位でフィニッシュしても、小山は優勝しか逆転できない。
一方で、バリ島のビッグ・コンディションで優勝した田岡なつみは今年2戦しかJPSAに参戦しておらず、今回グラチャン争いには絡んでないが、この最終戦で優勝候補の一人。グラチャン争いの二人の戦いに大きな影響を及ぼす可能性もある。
吉川広夏と小山みなみの一騎打ちとなる最終戦。激しいデッドヒート末に、勝利の女神は誰に微笑むのか。
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