
プライア・デ・サンタバーバラ、サンミゲル-アゾレス諸島(2019年9月20日金曜日)ポルトガル・アゾレス諸島最大の島、サンミゲル島で開催中のメンズQS6,000イベント「アゾレス・エアライン・プロ」は大会4日目。本日はラウンド2がヒート22からラウンド3のヒート2まで行われた。
本日は朝からサイズアップしたクリーンなコンディションで、スタートしたが、ストーミーなコンディションに急変したため予定を切り上げ、6ヒートのみで本日の予定を終了することとなった。
M Feb and Luel Felipe steal the show on Day 4: Azores Airlines Pro Highlights
本日の最高点はルエル・フェリペ(BRA)のバックハンドでの8.93を含む15.76。その他にエヴァン・ガイゼルマン(アメリカ)、元チャンピオンシップツアーサーファーのミゲル・プポ(BRA)とマイケル・フェブラリー(ZAF)。
パワーサーファーのトリスタン・ギルボー(FRA)とジャクソン・ベイカー(オーストラリア)がラウンド3のオープニングヒートを制した。

日本の村上舜は、ルエル・フェリペ(BRA)、トーマス・ヘルムス、ヴァスコ・リベイロと対戦。村上はスタートから、サイズのあるライトブレイクを掴み、バックハンドでドライブの効いたボトムターンから、オフザトップ、クローズセクションでのリエントリーを決めて好調なスタートを切る。


優先権を気にせずに、どんどん波に乗る村上はセカンドウェイブではレフトを選びフォアハンドで5.70をスコア。トータル11.10をマーク。2位のポジションをキープする。
他の選手がセットのサイズのある波で高得点を出して、村上は3位を強いられる。残り10分、4位だったリベイロが8.17をスコア。一気にトップへ。4位を強いられる村上。フェリペがダメ押しのエクセレント8.93をバックハンドたたき出しでトップへ。

最後まで諦めない村上は優先権を持ち最後のチャンスをつかみ、バックハンドのエアリバースをメイク。しかし、スコアは4.97と逆転ならず。
良いサーフィンを見せていただけに悔しい敗退となったが、村上舜にとって、成長を感じられる次に繋がる試合内容だった。手応えを持って、また次の試合に照準を合わせて走り続けて欲しい。
大会5日目ではラウンド3へ勝ち上がった大原洋人が、H8でミッチ・クルーズ、ナット・ヤング、レナン・ペレス・パルガと対戦する。
世界を目指しチャージを続ける彼らの活躍を期待しエールを送り続けたい! 頑張れ!日本!
現在の日本とアゾレス諸島との時差は、9時間です。
https://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/3113/azores-airlines-pro