「第3回ジャパンオープンオブサーフィン」で優勝した村上舜がラストライドで踵骨折。全治2,3ヶ月の怪我

昨日、静波サーフスタジアムPerfectSwellにて日本初開催された、サーフィンの日本一を決める祭典「第3回ジャパンオープンオブサーフィン」において、優勝した村上舜。

 

男子決勝に進んだ村上舜は、ライトブレイクの最終ライドでクローズセクションのエアーの着地に失敗し、全治2,3ヶ月の怪我を負った。

 

大逆転を決めた村上のフルローテ

 

村上は決勝のエアーレフト2本目で見事なフルローテーション・エアをメイク。9.43をスコアしてリードしていた大原を大逆転。

 

そして最後のエアーライトでの戦い。両者とも決めきれないまま大原がラストライドでエアリバースをメイクした。

 

大原洋人
エアリバースを試みるも
このまま垂直に足から着水し、足がボトムにヒット

 

 

大原のスコアが出ないまま、最後の村上のライディング。もし大原のラストライドでスコアが出ていたらと思ったのか村上は、この最後の波で勝負に出てバックハンドで難易度の高いエアリバースにチャージ。

 

しかしランディングでワイプアウト。その際、足から垂直に着水して右足の踵を底に強打し、骨折してしまった。あのインサイドは非常に浅く、注意が必要な場所だった。

 

 

 

悲痛な表情で、プールからやっとの思いで出てきた村上。両足を地面について歩けない様子だ。大原やスタッフが駆け寄り、彼のサーフボードを受け取り、肩を借りてようやく歩いている。車椅子が用意され、救護班が状況を把握。治療のために表彰式は参加せずに、病院へ向かって診察を受け、全治2,3ヶ月と診断された。

 

村上舜は、先週千葉で行われたアジアオープンで、5月から始まるWSLチャレンジャー・シリーズの出場権を獲得しており、今回の怪我で5月から開幕するオーストラリアでの2戦は出場を見送ることになりそうだ。

 

しかし治療とリハビリに専念し、南アフリカで7月に行われる「バリートプロ presented by O’Neill」からの復帰を目指すという村上がジャパンオープン実行委員会を通じてメッセージを公開した。1日も早い復活を祈りたい。頑張れ!村上舜!

 

 

 

皆様、ご心配頂きありがとうございました。
無事、検査が終わり、幸いにも手術の必要は無く、踵の骨折との診断結果でした。全治2,3ヶ月ほどだそうです。

エアーの際に体勢を誤り、怪我に繋がってしまいました。
しかし、WCTに入る為のチャレンジャーシリーズに向け、前を向いて努力し、今はやれる事をやり、準備していこうと思います。

第3回ジャパンオープン優勝する事ができ、とても嬉しく思います!ありがとうございました。

 

村上舜