先週末「Stab In The Dark」の撮影のため南アフリカを訪れていた、3度のワールドチャンピオンであるミック・ファニングが、サーフィン中に怪我を負ったというニュースが入ってきた。彼は飛行機に飛び乗り、自宅のあるゴールドコーストの病院に直行。診察の結果は、膝前十時靱帯断裂と6〜12ヵ月のリハビリが医師から告げられた。
上の映像がミックが怪我を負ったライディング。右足がターン途中で内側に変に折り曲がっているのがわかる。今回ミックは、大人気シリーズ「Stab In The Dark」最新作の撮影のため、ジョーディ・スミスやデーン・レイノルズたちと南アフリカ入りしていた。
「チューブから出てきて、レイバック・カットバック、ドロップ・ウォレット・カービングなどを行ってターンの途中で膝の違和感を感じました。その瞬間、すぐに痛み、足全体が痛くなったんです。しかし、ビーチに着くと、痛みはすでに鎮静していたので大丈夫かなって思った。でもそれが良くなかった。ACLが断裂するとすべての神経末端がスナップされるんです。
それで家に帰り、シャワーを浴び、医者の友人に電話をかけ、帰りの飛行機を予約。今回のトリップは本当に楽しみにしていて、この後はJベイに行く予定だったので本当に残念。 仕方がないですね。
リハビリにどれぐらいの期間が必要かは、正確にはわかりません。昨日MRIを撮ったただけで、明日は外科医の診療を受けて、来週あたりに手術を受けることができればと思っています。リハビリには6-12ヶ月はかかるようです。ゴールドコーストのサイクロンシーズンが始まる1月、2月には海に戻りたいですね。」
過去にも大きな怪我をした経験のあるミックは、ワールド・ツアー２年目の2004年にキャリアを脅すような大怪我をインドネシアのメンタワイでサーフィン中に負った。ハムストリングの肉離れで何ヶ月も海には入れない状態が続いた。しかし、そんな厳しい怪我をミックは、パワーアップして復活するモチベーションに変え、彼は2005年までにワールド・ツアーに復活したこともある。
ツアーは引退しているため、選手としてのプレッシャーはないものの、彼のメインスポンサーであるリップカールが、ミックの友人であるメイソン・ホーと行っている人気のサーチ・シリーズには影響を及ぼしそうな気配。1日も早いミックの復活を願いたい。
https://www.ripcurl.com.au/news/team-news/mick-fanning-tears-his-acl-in-south-africa.html
