世界最大のユースカルチャー・フェスティバルである「バンズ USオープン・オブ・サーフィン」が、現地時間の7月27日土曜日から8月4日日曜日までカリフォルニアのハンティントン・ビーチ・ピアで開催される。
今回のイベントは、男女クオリファイング・シリーズ(QS)、男女プロ・ジュニア・ツアー、VANSジョエル・チューダー・ダクト・テープ・インヴィテーショナル・ロングボード・コンペティションが行われる。
これまでチャンピオンシップツアー(CT)イベントが行われていたUSオープンの女子は、2005年以来初となるQSイベントで開催。しかも10,000イベントは女子初となる。
また、USオープン2連覇中の五十嵐カノアは、今回3連覇を目指してホームであるハンティントンビーチで行われるイベントに既にフォーカスしている。
「自分のホームに帰って来れてエキサイトしてます」とカノア。「4月のスナッパーロックス以来、ハンティントンビーチに戻っていないんです。旅から旅の生活を送るのは本当に疲れます。でも、もう慣れましたけどね。
両親や友達に会えるのが本当に楽しみです。観客と地元のファンの前で試合することが、地元に帰るための一番の理由。そこで勝つために自分ができることなら何でもします。たとえ、その勝利がワールド・タイトルやオリンピックとは関係なくても、自分にとって3年連続で優勝すること以上に欲しいものはありません。」カノアは前人未到のUSオープン3連覇を達成するのか。
2015年のUSオープン優勝者である大原洋人、現在QSランク5位の稲葉玲王、安室丈ら日本勢の活躍に期待
今回のイベントには、五十嵐カノアの他に、2015年のUSオープン優勝者である大原洋人、現在QSランク5位の稲葉玲王、安室丈、WJC シードでインドネシアの和井田理央、サンクレメンテの小林桂も出場。
女子では前田マヒナ、川合美乃里、野中美波、脇田紗良、黒川日菜子。欠場が出た時の代替選手リストには大村奈央、橋本恋、松田詩野、西元エミリーらがクレジットされている。
またジュニアでは、男子が安室丈と金沢呂偉、女子では松田詩野がエントリー。今回は女子イベントがQSにダウングレードとなったおかげで日本のトッププロたちがCTサーファーと同じ舞台で対戦。大観衆が見守るスーパーアリーナで最高の経験ができるだろう。今回も日本勢の活躍に期待したい。がんばれ!日本!
https://www.vansusopenofsurfing.com/2019