WSLチャンピオンシップツアーの開幕戦がオーストラリアで終了するや否や、現地時間4月8日から、ポルトガルのサンタ・クルスにおいてWSL男子QS3000「Pro Santa Cruz pres. by Noah Surf House」が開幕した。大会は3~4フィート・レンジのサイド・オンショア・ウインドのコンディションの中でラウンド2までが終了。
2019 Pro Santa Cruz Highlights: First Day Fun at Pro Santa Cruz
今年もこのイベントには日本のトップサーファー達が多数参加。本日は、ラウンド1から上山キアヌ久里朱、粟田海、岡村晃友、ラウンド2から古川海夕、村上舜、石川拳大、粟田生、都筑百斗、加藤嵐、太田拓杜が登場した。
ラウンド2で村上舜と古川海夕が同じヒートで対戦。ヒート残り10分まで村上3位、古川4位と追い込まれていたが優先権を使い波をつかんだ村上は6.93をスコア。2位に浮上してラストウェイブでも再びフォアハンドでソリッドなターンをクリティカルなセクションでメイクし5.13をスコア。好調さを感じさせるトップ・スコアでラウンドアップを決めた。
ラウンド1をシャープなバックハンドで1位通過を果たした上山キアヌ久里朱は、ラウンド2でも他の選手がスコアを伸ばせない中、一人切れたセットを掴みフォハンドでグッドライド。6.00ポイントをスコアしてトップに。バックアップも4.67をスコアして1位で勝ち上がった。
ラウンド2の加藤嵐はヒート終了間際まで4位と追い込まれていたが、ラストウェイブでレフトブレイクにテイクオフ。インサイドでセクションの出て来る波にソリッドなバックハンドターンを決めて6.23をスコアし逆転。2位に浮上してラウンドアップを決めた。
石川拳大はヒート中盤にバックハンドでカーヴィングターンとリエントリーの見事なコンビネーションで4.33 をスコア。 一気にトップに躍り出る。ヒート後半に2位になるもバックアップ3.43をスコアして、そのまま逃げ切り2位でラウンドアップ。
粟田海はR1で敗退。R1を勝ち上がった岡村晃友、R2から出場の古川海夕、粟田生、都筑百斗、太田拓杜は惜しくもここで敗退となった
今日ラウンド2を勝ち上がった4名は明日のラウンド3で、H6に村上舜、H7上山キアヌ久里朱、H10石川拳大、H13加藤嵐。
ラウンド3から出場の新井洋人はH8、田中大貴はH16にクレジット、ラウンド4から出場の稲葉玲王はH5、安室丈がH13に出場。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
オフィシャルサイト:http://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/3019/pro-santa-cruz-pres-by-noah-surf-house