川合美乃里と脇田紗良がトップ通過。大村奈央、都筑有夢路、大原洋人もラウンドアップ。大会3日

1位で勝ち上がった川合美乃里

ミアウェザー、NSW/AUS(2019年3月13日水曜日)オーストラリアのニューカッスルで開催中のWSL男女QS6000「Burton Automotive Pro & Holmes Civil Developments Pro」は大会3日目。

 

ジュリアン・ウィルソン (C) WSL / Tom Bennett

 

予想通りサイズアップ。ディクソン・パークからメイン会場のミアウェザーに戻り、3−4フィートのコンディションで、女子のラウンド2からスタート。

 

H4の大村奈央が2位で、H5の川合美乃里が1位でラウンドアップ。H10には先週アボカで行われたQS3000で準優勝を果たし、現在QSランキング5位の脇田紗良も見事トップ通過、H6の都筑有夢路も2位で勝ち上がった。

黒川日菜子、野中美波、松田詩野、橋本恋は惜しくもここで敗退となった。

 

 

今回サーフメディアでは、田中樹コーチ率いる稲葉玲王、村上舜、川合美乃里、西慶司郎のチームイズキ参戦するニューカッスル&マンリーでのフリー&ヒートに密着取材。本日は田中樹コーチが女子ラウンド2の川合のヒートを振り返ってコメントしてくれた。

 

今日は、オンショアの影響で頭から頭半に波も上がりジャンクコンディションで女子からスタート。

川合は、2本目で7.67をスコア。このラウンドの最高得点をマーク。バックアップをスコアするのに手こずったがハイポイントを持っていたので逃げ切ることができました。

次のラウンドはトップシードなのでしっかり2本揃えないと厳しい戦いになることが予想されます。でも、調子は良いのでしっかりやれば問題はないと思っています。

 

田中樹

 

ジャクソン・ベイカー(C) WSL / Tom Bennett

 

続けて男子のトップシードが登場するラウンド2がスタート。H1から昨シーズンの世界タイトル争いを演じたジュリアン・ウィルソン(AUS)が登場。会場が引き締まる。またローカルのジャクソン・ベイカーがイベントのハイエスト・ウェイブを記録。女子では、ワールド・ジュニア・チャンピオンのキラ・ピンカートンが圧倒的なパフォーマンスを披露した。

 

大原洋人 deltaforce

 

日本男子では、新井洋人と大原洋人が登場。

新井洋人は、オープニング・ライドで4.17をスコア。トップシードの選手たちを相手にもっと高いスコアを出したい新井は、ヒート終盤に優先権を持って良い波をキャッチ。バックハンドのセカンドでソリッドなターンから、インサイドのボウル・セクションまでメイクして5.63スコア。3位に浮上するもタイムアップとなり惜しくもここで敗退となった。

 

本日の最終ヒート15に登場した大原洋人は、スタートからバックハンドの2つのビッグターンで6.50をスコア。続けて際どいセクションに当て込むバックハンドで6.23をスコア。そのままトップを維持し続けた大原は、最後にマルコ・ジョージにが逆転されたが2位でラウンドアップを決めた。

 

明日は男子ラウンド2が再開されればH16から。H18に安室丈、H24稲葉玲王。女子のラウンド3には、H3大村奈央、H5川合美乃里と都筑有夢路、H8前田マヒナ、H10脇田紗良がクレジット。

 

世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!

 

 

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/2960/burton-automotive-pro

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2019/wqs/2961/holmes-civil-developments-pro