メレウェザー、NSW/AUS(2019年3月10日、日曜日)明日から開幕する男女QS6000「Burton Automotive Pro & Holmes Civil Developments Pro」のスタートを前に、1枚のメインラウンドへの切符をかけた男女トライアル・ラウンドが行われた。
この男子のトライアルには、日本から村上舜が出場。波も前日と変わらずスモール。コンディション。ハイタイドも重なり、波数もかなり少ない状況でスタートとなった。
今回、田中樹コーチ率いる稲葉玲王、村上舜、川合美乃里、西慶司郎のチームイズキが参戦するニューカッスル&マンリーでのフリー&ヒートに密着取材。田中樹コーチが本日のトライアルを振り返ってコメントしてくれた。
「前のヒートからピークもずれて、コンスタントに入るピークをチョイス。オープニングは、他の選手がアベレージ・スコアをマークして、舜も早い時間に1本目にテイクオフした。そこそこ形のいい波に乗ったが3ターン目でワイプアウト。その波で3点台しか出せなかった。
その時は大したミスとは思わなかったが、それから13分間、波は入らずプライオリティーを持ったまま残り時間3分。最後の波をキャッチ。逆転には5.2pt必要でしたが4.9ptで敗退。
QS6000というグレードの試合になると、一つのミスが命とりになるのを痛感しました。 でも村上舜には、まだチャンスがありAlternate 2番なので出れるチャンスを待ちます。
他の選手は個々にボードと波の具合を確認。自分が見た感じでは調子は悪くないので彼らの活躍に期待したいです。 あと2日間、波は小さい予報なので波のチョイスがかなり重要になりそうです。」
田中樹
いよいよ明日からメインラウンドがスタート予定。映像は本日のヒートと昨日今日のイズキチームのフリー映像です。
今回は、ニューカッスルとマンリーのオーストラリア・レッグ2戦に参戦する田中樹コーチ率いるイズキ・チームにデルタフォース難波さんが密着撮影取材。最新情報をお伝えしていきます。
また今回の試合は、ラウンド1からは新井洋人、田中大貴、西慶司郎、安室丈、大橋海人、稲葉玲王、トップシードのラウンド2からは大原洋人。女子トライアルには田代凪沙、ラウンド1からは都筑有夢路、ラウンド2から黒川日菜子、野中美波、大村奈央、川合美乃里、橋本恋、脇田紗良、松田詩野、トップシードのラウンド3からは前田マヒナがクレジット。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/2960/burton-automotive-pro
http://www.worldsurfleague.com/events/2019/wqs/2961/holmes-civil-developments-pro