今年９月に愛知県田原市で行われた「2018 アーバンリサーチ ISAワールドサーフィンゲームス」で、五十嵐カノアと共に見事グランドファイナルまで勝ち上がった村上舜。そして五十嵐カノアが銀メダル、村上舜が４位でカッパーメダルを獲得。WSGで日本初の個人メダル2個を獲得し、団体で日本に初の金メダルをもたらした。
そんな村上舜が今週10月18日（木）から、2020年サーフィン・オリンピック競技会場である千葉県一宮町釣ケ崎海岸 志田下ポイントで行われるJPSAショートボード第7戦「CHIBA ICHINOMIYA PRO 」に参戦することが決定。
今回の映像では、田原のISAの試合を振り返りながら、今季はまだ１試合しか参戦していないJPSAの試合前に調整する姿も披露してくれた村上舜。
ISAで村上は、圧巻の演技を披露。大会のベスト5に入る8.77を含む３本のエクセレントを叩き出した。銀メダルのカノアが一般メディアでは多く取り沙汰されたが、この村上舜の快進撃があったからこその日本金メダルであったことを忘れてはならない。
「イベントでは、チーム一丸となって戦えていたと思います。全体的にはファイナルにも残れて、自分の納得できるライディングもできたので満足です。今回のチームはみんな協力しあって、自分たちのベストで戦える状況を作れていて、本当に良いチームでした。
ここの波は凄く好きで、大会を通して波があって、よかったですね。前半は台風のうねりで波も凄く大きかったんですが、後半に小さくなって、コンディションも変わって、対応できるか心配しましたが。今年JPSAは７月の伊豆以来なので頑張ります。」と、村上舜が言った。
今シーズンも後半に入り、JPSAも残り２戦。今回、村上舜が参戦する「CHIBA ICHINOMIYA PRO 」は志田下ポイントで行われる数少ないプロコンテストで、海外の試合を中心に回っている選手も特別な思い入れがあって多くの選手が参戦する。見応えのある試合となることだろう。村上舜の活躍にも期待したい。
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