ガブリエル・メディーナ(BRA)は最終戦のハワイを前にポルトガルで世界タイトル獲得なるか。

ペニシェ、ポルトガル(2018年10月15日月曜日)ワールド・サーフ・リーグ(WSL)男子チャンピオンシップ・ツアー(CT)第10戦「MEOリップ・カール・プロ・ポルトガル」のコンペティション・ウインドウが、現地時間の明日(日本時間16日)開幕して、2018年10月27日まで行われる。

 

 

いよいよ今シーズンのWSLチャンピオンシップ・ツアーも、今回のポルトガルとハワイの2戦を残すのみとなった。コンテスト開始を前にワールド・タイトル・コンテンダーであるジュリアン・ウィルソン(AUS)、ガブリエル・メディーナ(BRA)、フィリーペ・トリード(BRA)の3名が記者会見に登場してインタビューに応えた。

 

ワールド・タイトル・ライバル・ジュリアン・ウィルソン(AUS)、ガブリエル・メディーナ(BRA)、フィリーペ・トリード(BRA)
ワールド・タイトル争いはジュリアン・ウィルソン(AUS)、ガブリエル・メディーナ(BRA)、フィリーペ・トリード(BRA)の3名に絞られた。

 

現在のジープ・リーダーでディフェンディング・イベント勝者のガブリエル・メディーナ(BRA)は、このポルトガルで世界タイトルを獲得できる 唯一のサーファーである。

 

世界2位のフィリーペ・トリード(BRA)と3位のジュリアン・ウィルソン(AUS)は、僅差でメディーナを追いかけるが、彼らが最終戦のビラボン・パイプ・マスターズが行われるハワイにレースを持ち越すために、このポルトガルでクリティカルなフィニッシュが必要となる。

 

 

Gabriel-Medina-(BRA),
ガブリエル・メディーナ(BRA)

 

メンズ・ワールド・タイトル・シナリオは、以下の通りである:

 

  • メディーナだけがポルトガルでタイトルを獲得することができる。
  • メディーナが優勝した場合、トリードはワールドタイトルの決定をハワイに持ち越すためにトリードは9位以上、ウィルソンは3位以上が必要となる。
  • ポルトガルでメディ-ナが2位か、それ以下になった場合、WSLタイトル決定はハワイへ持ち越しになる。

 

「ポルトガルに再び戻って来れて最高に嬉しいです。」と、メディーナは言った。

 

「ここの波は本当にパワフル。自分の目標はランキングをリードし続けることですが、自分はこのイベントで過去に優勝しています。 だから何をするべきか分かっています。だから自分に集中しています。前にもこのポジションにいました。全て上手く行くことを願っています」

 

_Filipe-Toledo-(BRA)-
フィリーペ・トリード(BRA)

 

「今回のコンテスト会場は、夢のようなビーチ・ブレークなんです。」と、トリードは言った。「コンディションが整うとき、パーフェクトなエア・セクションができ、1日で様々な波になるんです。自分のキャリアの中において、いまは敗退から多くを学んでいます。

 

過去には、その世界にどっぷり漬かって、なぜ負けてしまったのかって、いつまでも考えていました。 今年は、時には何もできないこともあると認識し、ここで最善を尽くして、何が起こるか見守るつもりです。」

 

Julian-Wilson-(AUS)
ジュリアン・ウィルソン(AUS)

 

「フランスの後、再びタイトル争いの話ができてワクワクするよ。」と、ウィルソンは言った。「波も良くなりそうだしね。フランスから到着して、そのまま会見場に来たんです。すごく疲れているけど、波があるみたいで楽しみですね。」

 

今回のイベントは、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、ケリー・スレーター(USA)、カイオ・イベリ(BRA)が怪我を理由にMEOリップ・カール・プロ・ポルトガルから棄権。ジョエル・パーキンソン(AUS)も健康上の理由で欠場。

 

前回のフランスでワイルドカードで出場して準優勝したライアン・カリナン(AUS)、ポルトガルのQSトップランク・サーファーとしてバスコ・リベイロ(PRT)。2つのイベント・ワイルドカードは、リップ・カール・ワイルドカードはサミュエル・プポ(BRA)、そして、MEOワイルドカードはミゲル・ブランコ(PRT)に与えられた。

 

予報では、コンテスト期間のスタートから徐々にサイズダウン傾向のようで、コンテストは初日か2日目からスタートを切りそうな気配だ。日本の五十嵐カノアは H-11に登場する。

 

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mct/2825/meo-rip-curl-pro-portugal

 

MEO Rip Curl Pro Portugal Round 1 Matchups:
Heat 1: Owen Wright (AUS), Ezekiel Lau (HAW), Ryan Callinan (AUS)
Heat 2: Jordy Smith (ZAF), Yago Dora (BRA), Keanu Asing (HAW)
Heat 3: Italo Ferreira (BRA), Frederico Morais (PRT), Wiggolly Dantas (BRA)
Heat 4: Julian Wilson (AUS), Connor O’Leary (AUS), Vasco Ribeiro (PRT)
Heat 5: Filipe Toledo (BRA), Tomas Hermes (BRA), Miguel Blanco (PRT)
Heat 6: Gabriel Medina (BRA), Patrick Gudauskas (USA), Samuel Pupo (BRA)
Heat 7: Wade Carmichael (AUS), Adrian Buchan (AUS), Miguel Pupo (BRA)
Heat 8: Conner Coffin (USA), Griffin Colapinto (USA), Joan Duru (FRA)
Heat 9: Kolohe Andino (USA), Jeremy Flores (FRA), Ian Gouveia (BRA)
Heat 10: Willian Cardoso (BRA), Sebastian Zietz (HAW), Jesse Mendes (BRA)
Heat 11: Kanoa Igarashi (JPN), Adriano de Souza (BRA), Matt Wilkinson (AUS)
Heat 12: Michel Bourez (PYF), Michael Rodrigues (BRA), Michael February (ZAF)

For more information, please visit WorldSurfLeague.com.