昨日からバリ島クラマスの6-8フィートのコンディションで開幕したWSL男女CT第5戦「Corona Bali Protected」。そのイベントを欠場したケリー・スレーターが、いきなりフィジーに登場して巨大なクラウドブレイクにチャージする映像が公開されて話題となっている。
この巨大なスウェルは、2012年にボルコム・フィジー・プロ開催中にクラウドブレイクにヒットしたものを上回るという評判で、チリ出身のビッグウェーバーであるラモン・ナバロがキャッチした波は、クラウドブレイクを乗った波の映像としては過去最大という噂も。これはサイズ、掘れ方ともに超ド級。
試合をキャンセルしたことに対してケリーは自身のSNSでコメント。「今日は決して忘れられない日になったね。クラウドブレイクより良い波は地球上に存在しない。コンペティションやバリでのイベントについて、たくさんの質問がきているけど、早い話が試合に出るには自分が思うレベルになっていないということ。準備ができて、きちんと回復して、ワールドベストたちと戦える状態になったら復帰するつもり。バリの成功を祈るよ。僕はもう少しフィージーで楽しむつもり。」
怪我の回復に関しては本人にしか分からない部分も多いとは思うが、キング・ケリーならではの行動といったところか。
