バーレー・ヘッズ、QLD/AUS(2018年1月27日土曜日)-オーストラリアのバーレーヘッズで開催中の男女QS1000イベント「フライト・センター・バーレー・プロ」は大会3日目。
スウェルがサイズアップするなか、男子のトップシード選手が登場するラウンド3が行われて終了。女子はクオーターファイナルを戦うベスト8が決定した。
昨年のフライト・センター・バーレー・プロで第2位となったカラニ・ボール(AUS)は、その上のスポットを掴むためにイベントに戻ってきた。ボールはヒートの間、辛抱強く波を待ち、2本しか波に乗らず、そのうちの最後の5分で来た波で勝利を決めた。
本日の日本勢は、小林桂、山中海輝、上山キアヌ久里朱、 河谷佐助、新井洋人がラウンドアップを決めて、ラウンド4進出。西優司、塚本勇太、石川拳大、相澤日向、粟田生、仲村拓久未、大音凛太、田中大貴はここで惜しくも敗退となった。
先週の土曜日、地中海のイスラエルで開催されたQS3000イベントで3位となった小林桂は、ファーストウエィブで7.25をスコア。終盤にバックアップを塗り替えて2位でラウンドアップ。山中海輝もエクセレントの8.35をスコア。バックアップ6.85でトップ通過を果たした。
シャープなリエントリーを決めて8.75のエクセレント・スコアをマークした新井洋人は、バックアップを探し続けた。そしてヒート終了間際、2位をキープしていた新井洋人は逆転されて3位と追い込まれた。
残り時間3分を切り、アンダープライオリティで波をキャッチした新井は、クリティカルなセクションでビッグなエアリバースをメイク。6.95を土壇場でスコアして大逆転の1位でラウンドアップを決めた。
またウイメンズでも、昨日高得点をたたき出した脇田紗良が、ヒート終盤に3位と追い込まれていた。しかし最後までプライオリティを持って波を待った脇田は終了寸前のラストウェイブをキャッチ。
ねじり込むようなカーヴィングとエンドセクションでのリエントリーをミックスさせて8.90のエクセレントをスコア。大逆転でベスト8進出を決めた。村松爽香はここで惜しくも敗退。
男子ラウンド4では、H3 小林桂、H6 山中海輝、H7河谷佐助、H8 上山キアヌ久里朱と新井洋人。女子クオーターファイナルではH3に脇田紗良。
世界を目指して戦い続ける、日本のサーフ・アスリートたちの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2605/flight-centre-burleigh-pro