WSL「Vansプロジュニア」でカノア五十嵐、新井洋人、小林桂がラウンド3進出。
ヴァージニアビーチ、ヴァージニア、アメリカ(2015年8月19日水曜日):アメリカのヴァージニアビーチで開催中のWSLメンズQS 3000「Vans Pro」は大会3日目。本日はQSイベントは行われず、プロジュニアのラウンド2が行われた。
2015 ECSC Day 3 Surfing Highlights
厳しいスモールコンディションが続く中、ノース・アメリカン・ジュニア・シリーズ・ランキング・リーダーのカノア五十嵐(USA)は、コンテストのハイエスト・シングル・ウェイブ・スコアである9.10と、ヒート・トータル17.67をスコアした。
カノアはヒート前半、新井洋人(JPN)に次いで2位のポジションをキープ。そして、8.57をスコア、更にヒート終盤に9.10のエクセレント2本を揃えて、トップで勝ち上がった。
「あのヒートのスタートは、本当にタフでした。」と、五十嵐が言った。「でも 7、8ポイント、それから9ポイントをスコア出来て、すべてがプラン通りに行った感じです。あの9ポイントのライディングは、この新しい板で初めてのリアルライドで、良い感じでした。これはエポキシ・アル・メリックで、スモール・ウェイブで必要なスピードを僕に与えてくれます。」
五十嵐には今年のビッグプランがある。そして、このヒート勝利はそのゴールに彼を少しずつ動かした。
「QSもジュニアとも両方のイベントで勝ち上がれていて嬉しいです。」と、五十嵐が言った。「僕は、ノース・アメリカン・ジュニア・シリーズのタイトルを獲得して、来年のワールド・ツアーへクオリファイしたいんです。だから、これらのイベントは両方とも自分にとって本当に重要なんです。僕はこれらのコンテストで前進し続ける必要がある。今日は自分に自信をつけるために良かったと思います。」
VANSプロ・メンズQS3000で敗退してしまったノア・コリンズ(USA)は、VANSプロ・ジュニアで、リベンジを果たすかのように、エクセレントの8.00をスコア。ブラジリアンのルアン・ウッド(BRA)もウイニング・フォームを続け、またコール・ハウスマンド(USA)もヒート終了間際の大逆転劇を演じ、1位でラウンドアップ。
今回勝ち上がっている新井洋人(JPN)は、8.50にバックアップ7.17 を揃え、ヒートスコア15.67でラウンドアップ。小林桂(USA)も2位でラウンドアップ。
この新井と小林の二人は、ジュニアのラウンド3のヒート7で、今回絶好調のノア・シュワイツァーとダニエル・グレンと対戦する。
カノア五十嵐(USA)は、ヤゴ・ドラ、テイラー・クラークらとヒート8で対戦する。
また、VANSプロ・メンズQS3000のラウンド5では、
ヒート1で小林桂が、グリフィン・カラピントUSA、ルエル・フェリペBRA、ブライアン・トスPRIと対戦。
ヒート2では、カノア五十嵐と村上舜が、トーマス・キングCRIとオニー・アンワーIDNと対戦。
ヒート8で新井洋人は、ティム・レイズUSA、ナザニエル・カランUSA、ジェシー・メンデスBRAと対戦。
明朝は午前7時にファーストコール。、VANSプロ・メンズQS3000イベントか、プロ・ジュニア・イベントのどちらからスタートするか決定する。
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