サーフェストQS6000は男女ともQFを戦うベスト8が決定。コナーがベスト8、前田マヒナは9位。
ニューカッスルNSW、オーストラリア(2016年2月27日土曜日):サー フェスト・ニューカッスルのWSL-QS6000「メートランド&ポート・ス ティーブンス・トヨタ・プロ」、ウイメンズQS6,000「タガート・ウイメンズ・プロ」は大会6日目。
昨日の大荒れとなった南から強風がおさまり始め、ミアウェザー・ビーチには予測されたラージ・スウェルが到着。明日のファイナルデイを前に男女ともクオーターファイナルを戦うベスト8が決定した。
昨日のストームのピークのときにヒートとなった、チャンピオンシップ・ツアー(CT)サーファーのマット・ウィルキンソン。彼は、ライト&レフトと縦横無尽にパーフォマンスを繰り返し、より大きくクリーンな波を楽しんだ。
「今日の波は、これまでの中で一番パワーがあって、とても素晴らしいです。」と、ウィルキンソンが言った。「まだ、かなりハード・ワークですが、ヒットできるビッグ・セクションがあることは本当に楽しいですよ。良い波は全く見つけられなかったですが、2つのビッグ・セクションを持った波を見つけられて、ビッグ・スコアを確かに記録することができました。」
ビッグ・セクションを見つけたコナー・オリアリーもビッグスコアを手に入れた。オリアリーは、2つのセットのライトハンダーで9.57と8.00の2本のエクセレントをスコアした。
シドニー在住の22才、オーストラリア人の父と、元日本チャンピオンである柄沢明美さんを母に持つ、日本とオーストラリアのハーフであるコナー・オリアリーは、昨年末から非常に勢いがあり、来季のクオリファイに期待がかかる選手だ。
「実際のところレフトに目を向けていたので、その2つのライトを手に入れて僕はラッキーでした。 」と、オリアリーが言った。「その2つの波は何処からともなく現れて、だから物凄くラッキーだったと感じました。このようなスコアをマーク出来たことは、自分の力を知り、クオーターファイナルにおいてサーフィンする前に、プレッシャーを取り去り、自信を持たせてくれました。」
ウイメンズでは、6度のワールド・チャンピオンであるステファニー・ギルモアは、より大きいライトハンダーを掴んで、パーフェクトに近い9.90をスコア。ギルモアは多くのビッグ・カーヴィング・ターンを通して巨大なコミットメントを示した。
世界3位のサリー・フィッツギボンズも、経験とスキルを活かし、ピーキーな5~6フィートのコンディションで多くのレフト&ライトハンダーを見つけた。
2015年のウイメンズ・チャンピオンシップ・ツアー・ルーキーとして大活躍を見せたタティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)。根気よくビッグセットを待って、パワー・サーフィンのグレート・ディスプレーで13.90のヒート・トータルを記録。今シーズンも素晴しいサーフィンを見せてくれそうだ。
前田マヒナ(HAW )は、チェルシー・トアーシュ(BRB)と対戦。タフなコンディションでバトルが展開されたが、ヒート終了間際にチェルシー・トアーシュ(BRB)がクローズセクションでのバックハンド・ビッグリエントリーをメイクして、8.17をスコアして大逆転。前田マヒナは惜しくもここで敗退となり9位でフィニッシュとなった。
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