女子のトップシードがついに登場。男子ではカノア五十嵐がR4進出。サーフェストWSL-QS6000
ニューカッスルNSW、オーストラリア(2016年2月25日木曜日):サー フェスト・ニューカッスルのWSL-QS6000「メートランド&ポート・ス ティーブンス・トヨタ・プロ」、ウイメンズQS6,000「タガート・ウイメンズ・プロ」は大会4日目。昨日同様のクリーンな2~3フィートのコンディションで、女子ラウンド4の12ヒート終了後、男子ラウンド3のヒート8までが行われた。
午後のスモール・オンショア・コンディションでスタートしたメンズのラウンド3。カノア五十嵐は、ミアウェザーでの経験を活かし、セットより壁になるミディアムサイズの波で、彼のインプレッシブ・レール・ゲームと非常に優れたエアリアル・サーフィンをミックスさせた。
このコンビネーションで、彼は13.26のヒート・トータルをスコアして、ラウンドアップを決めた。
「アウトでは、アクティブにいようと計画していたんです。それが上手く行ったみたいですね。」と、五十嵐が言った。
「対戦相手の彼らとは前にサーフィンをした事があったので、彼らがどんなサーフィンをして来るか分かっていたんです。だから僕がそのヒートに自分のベストを持ってこなければならないと思っていました。確かにハードなヒートでしたね。スウェルがアップしてくれることを願いたいです。」
ヒザの怪我で昨シーズンを棒に振ったマット・バンティングは、今シーズン復活をかけてこの大会に挑んでいる。波数の少ない中、与えられたコンディションを最大限に活かし、テクニカルなパフォーマンスを披露した。
「僕はより大きい波を待ち続けたんですが、全く来ませんでしたね。」と、バンティングが言った。「スモールなコンディションでヒートをサーフィンすることはいつもタフなので、勝ち上がれて本当に嬉しいです。スウェルが明日に高まる事を願いたいです。体調はバッチリで、ここで勢いをつけてスナッパーロックスに繋げたいですね。」
昨年4月に負ったヒザの怪我から約10ヶ月間、2度目のコンテスト・ジャージを着けた6タイム・ワールド・チャンピオンのステファニー・ギルモア。
「明らかに海に入る前は緊張しましたけど、すぐに感覚は戻りましたね。」と、ギルモアが言った。「楽しめました。ミアウェザーでサーフィンするのが好きで、ここに戻れて嬉しいです。自分の身体は快調ですね。元気で健康で、たくさんサーフィンしてコンペティションするのが楽しみです。」
ウイメンズ世界3位のサリー・フィッツギボンズもまた、シャープなサーフィンを見せ、2つのミッド・レンジ・スコアを記録。
元チャンピオンシップ・ツアー(CT)コンペティター・ディミティ・ストイルは、クローズアウト・フローターをドライ・サンドにランディング。9.43と8.23のエクセレントをスコア。本日のハイエスト・ヒート・トータル17.66をスコアした。:WSL/Bennett
ラウンド4のH4ではハワイの前田マヒナが、6.07を4.77でバックアップ。ヒートスコア10.84でラウンドアップ。H5の野呂玲花は、激しいバックハンドで6.30をスコアするもバックアップを見つけられずに敗退。
H7の大村奈央はステファニー・ギルモアらと対戦。フォアハンドのカーヴィングのコンビネーションで5.87をスコアして2位となるも、後半スコアを伸ばせずに惜しくも敗退となった。
彼女達の前に大きく立ちはだかるトップシードの壁。世界で戦う上で絶対に越えなければならない壁だ。ここで対等に戦えなければ、この先のクオリファイは有り得ない。しかし、着実のスキルアップを果たしているジャパニーズ・ガールズ。今年は一味違った彼女達が見られる予感がする。
男子のラウンド3ではカノア五十嵐と同じヒートを戦った喜納海人は、ヒート前半トップを走るも最後には逆転されチャージしたが、ここで敗退。
ラウンド3の最終ヒートのH12の安井拓海は明日以降に持ち越された。
明日は現地時間7時半から女子がスタート。
世界を目指しチャージを 続ける彼らにエールを送り続けたい。頑張れ!日本!
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SURFESTオフィシャルサイト:http://www.surfest.com/live/
メンズ:maitland-and-port-stephens-toyota-pro
ウイメンズ:taggart-womens-pro
ジュニア男子:nib-pro-junior
ジュニア女子:nib-pro-junior