BEHIND THE SCENE〓CS SOUTH AFRICA編 チャレンジャー・シリーズ第2戦バリート・プロ は南アフリカで6/30開幕。

加藤翔平と西慶司郎  WSL / Kody McGregor 

南アフリカ、クワズール・ナタール州バリート(2025年6月28日土曜日 – 南アフリカの絵に描いたような美しい海岸沿いの町バリートは、2週間にわたる熱狂的なサーフィンイベントで盛り上がりを見せている。

イベントはワールド・サーフ・リーグ(WSL)アフリカ・ジュニア・クオリファイ・シリーズ(JQS)の第3戦「オニール SMTH シェイプス バリート・プロ・ジュニア」で幕を開け、続いて「バリート・オープン・クオリファイ・シリーズ(QS)2,000」が現在開催中だ。

 

田中大貴 WSL / Kody McGregor
田中大貴 WSL / Kody McGregor
加藤翔平 WSL / Kody McGregor
加藤翔平 WSL / Kody McGregor

 

6月24日に羽田空港を飛び立ったサーフィン日本代表「NAMINORI JAPAN」は、チャレンジャー・シリーズと同じ会場で行われる、多くの国際的な選手たちが出場するプロジュニアとQSに一部の選手が出場。CSバリート・プロに向けたウォームアップを開始している。

 

西慶司郎 WSL / Kody McGregor
西慶司郎 WSL / Kody McGregor

 

ジュニアでは池田美来と松岡亜音が出場して、池田美来がセミファイナルまで勝ち進み、7位でフィニッシュ。

QS2000バリート・オープンには田中大貴、加藤翔平、西慶司郎が出場。女子は都築虹帆、都筑有夢路、中塩佳那、池田美来が出場。

 

 

西慶司郎 WSL / Pierre Tostee

 

バリートでは昨年2024年CS大会に大原と共に5位となった西慶司郎がラウンドオブ32に進出。女子はまだスタートしていない。QS2000のネクストコールは日本時間* 2025年6月28日 午後2時15分。

 

https://www.worldsurfleague.com/events/2025/qs/416/ballito-open/main

 

 

今大会のCS第2戦バリート・プロには、大原洋人、西慶司郎、伊東李安琉、 加藤翔平、安室丈、岩見天獅、田中大貴。女子は中塩佳那、都築虹帆、松岡亜音、池田美来、都筑有夢路、野中美波がクレジットされて出場予定。

 

今回も日本サーフィン連盟強化部からコーチや撮影・分析のためのカメラマンを派遣し、現場で指導を行う。映像を見る限りでも日本の選手たちがチーム一丸となり一致団結して試合に挑んでる様子か伺える。

がんばれ!日本!

 

詳細については、WorldSurfLeague.com をご覧ください。CSのファーストコールは日本時間の2025年6月30日(月) 午後2時

 

 

WSLチャレンジャーシリーズ第2戦「バリート・プロ」南アフリカで開幕へ!CT昇格をかけた戦いにジュリアン・ウィルソンらレジェンドも復帰

 

ワールド・サーフ・リーグ(WSL)のチャレンジャー・シリーズ(CS)が、南アフリカの東海岸で本格化する。最高峰チャンピオンシップ・ツアー(CT)への出場権をかけたCS第2戦「バリート・プロ presented by オニール」が、2025年6月30日から7月6日まで開催される。CT復帰を目指す実力者から期待の新星、さらにはレジェンド級の元CT選手も顔を揃え、熱い戦いが繰り広げられる。

 

 

CT出場権をかけたトップ選手たちの激戦

 

マシュー・マクギルブレイ(RSA)WSL / Aaron Hughes

 

今大会には、男子80名、女子48名のトップサーファーが集結。彼らの目標はただ一つ、2026年のCT出場権を獲得することだ。地元南アフリカのマシュー・マクギリヴレイや、女子のサリー・フィッツギボンズ(AUS)といった元CT選手たちは、再び夢の舞台に返り咲くべく熾烈な戦いに挑む。

 

ジェイコブ・ウィルコックス(AUS)WSL / Aaron Hughes

オーストラリアで行われたCS開幕戦を制したジェイコブ・ウィルコックス(AUS)とフランシスカ・ベセルコ(POR)は、その勢いを南アフリカに持ち込み、ランキング首位の座を固められるか注目が集まる。また、昨年の同大会で3位に入ったウィンター・ヴィンセント(AUS)や、マテウス・ハーディ(BRA)ら、常に上位を脅かす実力者たちの活躍からも目が離せない

 

 

レジェンド復帰!歴史ある大会に新たなドラマが生まれるか

 

ジュリアン・ウィルソン(AUS)WSL / Hannah Anderson

 

アフリカで最も長い歴史を誇るプロサーフィン大会として知られるバリート・プロ。その輝かしい歴代優勝者リストには、アンディ・アイアンズやステファニー・ギルモアといった伝説的な名前が並ぶ。

 

そして今年、そのラインナップに特別な名前が戻ってくる。2013年大会の決勝でパーフェクト10を叩き出し劇的な優勝を飾ったジュリアン・ウィルソン(AUS)が、ジョシュ・カー(AUS)らと共に復帰。経験豊富なベテランたちが、次世代のスターたちとどのような戦いを見せるのか、ファンにとっては見逃せないポイントとなるだろう。

 

サーフィンだけじゃない!音楽とライフスタイルの祭典

 

バリート・プロの魅力は、波の上の戦いだけではない。第56回目を迎える今年は「Sea-Sound-Waves(海、音、波)」をテーマに、サーフィンと音楽、ライフスタイルが融合した大規模なフェスティバルが同時開催される。無料の音楽コンサートやDJバトル、ビーチでのエンターテイメントなど、トップレベルのサーフィン観戦と共に、南アフリカの夏を存分に楽しめるイベントとなっている。

 

 

世界最高峰の舞台を目指すサーファーたちの情熱がぶつかり合う「バリート・プロ」。大会の模様は、6月30日からWorldSurfLeague.comおよび公式アプリにてライブ配信される。新旧のスターが織りなすドラマを見届けよう。