(2024年11月9日土曜日) –ワールド・サーフ・リーグ(WSL)クオリファイシリーズ(QS)5000イベント 台湾オープン・オブ・サーフィンが開幕。大会初日は、男子ラウンドオブ128と女子ラウンドオブ56が終了。ジンズン・ハーバーは選手たちが2~3フィートのクリーンなピークで素晴らしい演技を披露する、最高の波を提供した。
今シーズン、アジア地域で開催されるQSイベントでは恒例となっているが、元チャンピオンシップツアーの選手であるジョシュ・カー(AUS)が初日の競技をリードし、2ウェイブ・トータルで最高得点となる12.17(20点満点)をスコアした。
今回もまたカーは台湾に滞在し、現在地域ランキングで首位に立っている娘のシエラを応援しているが、波が楽しすぎて自分もジャージを着たくなるだろうと考えて自分も出場。元トップ10サーファーのカーは、エアリアルやレールサーフィンを披露し、圧巻の勝利を収め、ラウンドオブ96へと駒を進めた。
「ここに来るのは初めてだが、今のところとても楽しいね」とカーは語った。「海岸線はドラマチックで、海岸に山が迫っているという予想外の光景だった。食べ物も最高で、本当に楽しい波をスコアできているので、今のところ期待以上だね。」
毎年日本から多くの選手が出場する台湾オープン。本日の男子ラウンドオブ128ではH1の本郷拓弥が2位通過、平原颯馬、小栗碧、小林桂のH3では、平原が1位、小林が2位でラウンドアップ。
H5堀越力も2位でラウンドアップ、H7の稲葉玲王は1位で勝ち上がった。H8岡野蓮は2位でアップ、H9では小松凛輝が1位でアップ。H12では岡村晃友を抑えて末崎晃太が2位で勝ち上がった。
H13の森友二、H14の増田来希は共に2位でラウンドアップ。H15では仲村拓久未が登場。エアリバースやレイバックハックなどで高得点をマーク。6.00を5.87でバックアップして1位でラウンドオブ96へ勝ち上がった。
「波にこのカーボンボードが合っていて、前回のフィリピンとは違う波なのでこのボードで試したって感じですね。」と絶好調の仲村が言った。
「波に右と左にセクションがあるので、その中でレフトを狙っていたんですけど、スコア出したのはライトだったんですが、スコアを出せて次のラウンドに繋ぐことができたかなと思います。
ライトは作戦の中には全くなくて、左のライトは見てなかったんですが、海の中でライトの方が波数があるなと思って、それでセットが来て乗れたって感じですね。
台湾は何回も来ているんですが、3年ぶりぐらいで、また海外の試合に回れるようになって、今回はCSに行くためのポイントを獲得する大事な試合です。色々な人のお陰でここまで来れているので、恩返しできるように頑張ります。」
女子ラウンドオブ56ではH1に松野杏莉が登場、4.47 と4.17を揃えて1位でラウンドアップを決めた。
明日、男子ラウンドオブ96が再開となれば、H2三輪紘也、金沢太規、本郷拓弥、H3古川海夕、平原颯馬、H4小林桂、H5野呂海利、H6新井洋人、堀越力、H7は日本ヒートで須田喬士郎、萩田泰智、稲葉玲王、岡野蓮 H9小松凛輝、H10リビィ助主亜、H11末崎晃太、H13増田来希、H14渡邉壱孔、森友二、H15仲村拓久未。
ラウンドオブ64からH1安室丈、H3鈴木仁、H5西慶司郎、H6加藤翔平、金沢呂偉、H8伊東李安琉、H10田中大貴、H11大音凛太、H14岩見天獅、矢作紋之丞、H15小濃来波がクレジット。
女子ラウンドオブ48H1松野杏莉、H2川瀬心那、大村奈央、H4高橋結奈、H6芳田花瑚、鈴木莉珠、H8馬庭彩。
ラウンドオブ32からH1都築虹帆、H2池田美来、H3野中美波、H4脇田紗良、H6佐藤李、H7都筑有夢路、中塩佳那、H8松田詩野、松岡亜音がクレジット。
2024年台湾オープン・オブ・サーフィンQS5000は、2024年11月9日から16日まで台湾の台東県にあるジンズン・ハーバーで開催される。 詳細情報やイベントのライブ観戦については、WorldSurfLeague.comにアクセスするか、WSLアプリを無料でダウンロードしてほしい。