ハンティントン・ビーチ、カリフォルニア、USA(2024年8月2日金曜日)-カリフォルニア州ハンティントン・ビーチで現地時間の8月3日から11日まで、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)のレクサスUSオープン・オブ・サーフィン(2024年チャレンジャー・シリーズ第4戦)とハンティントン・ビーチ・ロングボード・クラシック(2024年WSLロングボード・ツアー第2戦)が開催される。
1959年に始まったこの伝説的なイベントは、世界最高の実績と新進の才能を試す場として機能し続けている。この9日間のフェスティバルでは、ロングボードのスタイルと優雅さにスポットライトが当てられるとともに、ショートボードのハイパフォーマンスなアクションが数多く披露される。
レクサスUSオープン・オブ・サーフィンに精鋭たちが集結
USオープン・オブ・サーフィンは、1950年代にウエストコースト・サーフィン・チャンピオンシップスとして始まって以来、さまざまな時代を経験してきた。
1980年代、90年代、そして2000年代のUSオープン・オブ・サーフィンの歴史の中で、ワールド・サーフ・プレーヤーたちは毎年ハンティントン・ビーチのラインナップに集まり、このスポーツ最大の観衆の前でショーケースを繰り広げてきた。
チャンピオンシップ・ツアー資格獲得とWSLロングボード・ワールドタイトル争奪戦が再燃する。
今大会では、2025年のチャンピオンシップ・ツアー(CT)に加わることになるサーファーと、世界最高のロングボーダーのショーケースがファンの前に披露される。
明日開幕となるハンティントン・ビーチ・ロングボード・クラシックは、2024 WSLロングボード・ワールド・タイトル・ハンティングに向けたセカンド・ストップとなり、約10日間のアクションの幕開けイベントとなる。
WSLロングボード・チャンピオンに君臨し、現在世界No.1のソレイユ・エリコ(USA)とカイ・サラス(HAW)は、2024年シーズンの幕開けとなるベルズ・ビーチでエリコは優勝、サラスはセミファイナルフィニッシュしたのち、ワールドクラスの選手たちと共に世界タイトル防衛のチャンスを追い続ける。
USオープンは、2025年のCT出場権獲得という夢を追いかけるチャレンジャーシリーズ第4戦。このハイパフォーマンス・ショーケースは、8月6日(火)のハンティントン・ビーチ・ロングボード・クラシック終了後、8月7日(水)にスタートする。
現在チャレンジャー・シリーズNo.1のイザベラ・ニコルズ(AUS)とイアン・ゴウベイア(BRA)は、さらなる活躍でランキングを引き離そうとしているが、このスポーツで実績のあるスター選手や新進気鋭のタレントからなるエリート・フィールドが反撃の準備を整えている。
レクサスUSオープンのエクセレント・ウェイブ
この映像ではイーライ・ハンネマン、ソイヤー・リンドブラッド、グリフィン・コラピント、イマイカラニ・デヴォルト、エイサン・オズボーン、カム・リチャーズ、ルッカ・メシナス、ベティルー・サクラ・ジョンソン、クロスビー・コラピント、リアム・オブライエン、 アロンソ・コレア、五十嵐カノア、キャロライン・マークス、アリッサ・スペンサー、カラム・ロブソン、ノーラン・ラポーザ、ルーカス・シルヴェリア、ブロンテ・マコーレー、シルヴァナ・リマ、モーガン・シビリック、ジョージ・ピターをフィーチャー。
カリフォルニアの選手たちは、オリンピック代表たちとともにホームブレイクで世界の選手を迎え撃つ。
レクサスUSオープン・オブ・ザ・サーフィンとハンティントン・ビーチ・ロングボード・クラシックの両優勝者は、チャレンジャー・シリーズとWSLロングボード・ツアーのエリート選手たちの中で、さらなる戦いに挑む。
カリフォルニアのサンクレメンテ出身のソイヤー・リンドブラッドは、2023年に優勝し、CTルーキーへの道をプッシュした。USオープン・オブ・サーフィン優勝者のイーライ・ハンネマン(HAW)も2025年のCT復帰を目指している。
南カリフォルニアのベラ・ケンワーシー(USA)とノーラン・ラポーザ(USA)は、バリート・プロでの素晴らしい成績に続き、ホームの海でコンペティションに復帰する。
サンクレメンテのケンワーシーはメジャー初優勝をスコアし、ロングビーチのラポーザは準優勝というキャリア最高の結果を残した。現在、ケンワーシーとラポーザはCTクオリファイ圏内におり、それぞれ4位と8位でハンティントン・ビーチに向かう。
現在チャレンジャーシリーズNo.1のイザベラ・ニコルズ(AUS)とイアン・ゴウベイア(BRA)を含む、同じカリフォルニアの選手や国際的な才能を持つ選手たちが勢ぞろいしている。
さらに、元USオープン・オブ・サーフィン優勝者のサリー・フィッツギボンズ(AUS)、レイキー・ピーターソン(USA)、2度の優勝経験を持つ五十嵐カノア(JPN)、2023年の準優勝者クロスビー・コラピント(USA)などが、サーフィン界で最も名誉あるタイトルを狙う。
五十嵐は、タヒチからそのままカリフォルニアに戻り参戦。彼と同じ2024年パリ大会のオリンピアンであるヴァヒネ・フィエロ(FRA)、アラン・クレランド・ジュニア(メキシコ)、カウリ・ヴァースト(FRA)、サノア・デンプフル・オリン(カナダ)など、このサーフィンというスポーツの大舞台で素晴らしいパフォーマンスを見せた選手たちが出場する。
そんなCTクオリファイを争う選手たちとともに、世界最高のロングボーダーたちがハンティントン・ビーチ・ピア・アリーナで再びアクションを起こす。
現在世界No.1であり、3度のWSLロングボード・チャンピオンでるソレイユ・エリコ(USA)とテイラー・ジェンセン(USA)は、2016WSLロングボード・チャンピオンのレイチェル・ティリー(USA)と同じ南カリフォルニア出身のケビン・スクバーナ(USA)とともに、カリフォルニアにイベント・タイトルを持ち帰ることを狙う。
しかし、彼らは昨シーズンのワイキキチーム旋風を巻き起こしたディフェンディング・イベント優勝者で、2023年ワールド・タイトル2位のケリス・カレオパア(HAW)とカニエラ・スチュワート(HAW)と戦わなければならない。
さらに、WSLロングボード・チャンピオンのカイ・サラス(HAW)、3度のWSLロングボード・チャンピオンのホノルア・ブルームフィールド(HAW)、長年ワールド・タイトルを狙うベン・スキナー(GBR)、アリス・リモイン(FRA)、そしてフィリピンの新星ロジェリオ・ジュニア・エスキヴェル(PHL)も出場する。
また今大会も2023年ロングボード・ツアー・ランキングのトップ10からクオリファイし、前回のベルズでは9位となった井上鷹と、今年念願ワールドツアー出場で9位を果たした浜瀬海、そしてLT初の準優勝を果たした田岡なつみが出場。
ヒート組も発表され、オープニング・ラウンドではH3浜瀬海、H7井上鷹。女子H7田岡なつみがクレジットされている。
がんばれ!日本!
6日からスター予定の今回のチャレンジャー・シリーズには、前回のバリートで5位となった大原洋人と西慶司郎、大音凛太、安室丈、伊東李安琉が出場予定。
女子は、都筑有夢路、野中美波、脇田紗良、都築虹帆、松岡亜音が出場予定。まだヒート表は発表されていない。
イベント主催者は8月3日(土)午前7時(PDT)に集合し、午前7時35分(PDT)のスタートの可能性を決定する。
詳細はWorldSurfLeague.comと USOpenofSurfing.comをチェック。
現地時間の 2024年8月3日7時30分は、
日本時間の 2024年8月3日23時30分です。
ライブ中継情報:
USオープン・オブ・サーフィンおよびハンティントン・ビーチ・ロングボード・クラシックは、8月3日から11日まで大会期間で開催。
ライブ中継は8月4日(日)から、WorldSurfLeague.comと無料のWSLアプリで行われる。8月3日の初日はライブスコアのみ。