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今年もあの夏の祭典がやって来た。千葉県一宮町の釣ヶ先海岸(志田下)において「なみのり甲子園」が、今日から明日までの2日間で開催。昨年から高校生だけでなく、小中学生にも枠を広げ、日々の練習の成果を発揮する場として第5回を迎える。
大会はWSL(ワールドサーフリーグ)の試合形式に準じて、ルールは4マンプライオリティーなど世界基準で行う。WSLのCT(チャンピオンツアー)に加え、今ではオリンピックで活躍することが子供達の夢となっていることから、早くから世界基準を覚えてもらうためにこの形式を導入している。
カテゴリーは男子が高校生(30名)、中学生(44名)、小学生(32名)の3クラス。女子は中・高校生(24名)、小学生(10名)の2クラスで、合計5クラス。高校生クラスはプロアマ問わず。エントリー人数は韓国や中国からも参加があり140名と、昨年の104名から大幅に増加した。 ※( )は今回のエントリー人数。
そして、今回から特典が新たに追加。まずは「GROM SUPPORT PROJECT」と「LIVZON」から勝者だけでなく、スキル、結果、人間性やキャラクターを見て、全クラスの中から1名にジャスティスサーフボードのオーダー券がプレゼントされる。
「ハイドロフラスク」からは全クラス選手に対し、2025年7月までハイドロフラスクジャパンチームと同等のサポートを1名に。また、各クラスのファイナリストにストロータンブラー(20oz)を贈呈される。
日焼け止めの「VERTRA(ワンワールド)」は小学生(男子、女子)クラスの優勝者に対して、一年間サポートを約束。また「ROCKHOPPER」「WAVE WARRIORS」「GOTCHA」のネクストレベルからは、この大会で選手全員に対し、ライダー候補を選考すると発表した。
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優勝者、入賞者に対しての景品だけでなく、この大会において選手に対して、それぞれサポートが行われるという特典。これは選手にとっても嬉しいことだろう。
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さて、本日のスケジュールは、男子は高校生クラスは行わず、中学生、小学生クラスのみ。女子は中・高校生、小学生クラスが行われ、男女とも小学生クラスは決勝まで。会場のコンディションは朝一は無風。波は速いが、ハラムネ。地形も決まってライダブルなコンディションとなった。
小学生クラス女子
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小学生クラス女子は昨年の優勝の川瀬煌渚が準決勝で敗退。ここまでの戦いでは、NSA SWキッズランキング1位、全日本級別サーフィン選手権大会のSWウイメン1・2級クラス優勝の石田海夏が、評判通りの強さを見せてラウンドアップ。
決勝は石田海夏、宗政優実、山本璃々、大江こなみ の4人。引きいっぱいの時間帯で、波が速くなったことで、みんな今一つ決めきれず。そんな中、大江がプライオリティーインターフェアで脱落。宗政は波を選びきれず、ショートライドで点が伸びずスタック。ここは石田と山本の一騎打ちの様相となり、山本がリズムよく先攻、逃げ切って優勝となった。おめでとう!
小学生クラス男子
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小学生クラス男子の決勝は浦山裡央、窪田海琉、飯田夕惺、伊波洋介。セミではキレた波乗りを披露していた4人だったが、上げいっぱいの時間帯になったことで、全員がバックウォッシュに一苦労。
ここはうまくまとめた飯田と右に移動してライトの波に絞った窪田の戦いに絞られた。僅差だったこともあり、飯田は終了間際に右へ移動して窪田にプレッシャーをかけ、そのまま逃げ切り成功。嬉しい優勝を手に入れた。おめでとう!
中・高校生クラス女子
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続いて女子の中・高校生クラスはR-1が行われ、ここはプロの鈴木莉珠がぶっちぎりの強さを魅せて勝ち上がり。ライトの波で、止まらないサーフィンを披露。
8.67、8.17でトータル16.84ポイントで今日のシングルスコア、トータルスコアのハイエストを叩き出した。その他、昨年の優勝の石井有沙に加え、中塩ひかる、高橋結奈らが調子良さそう。
男子・中学生クラス
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男子・中学生クラスのR-1は、今年のJPSAプロトライアルに合格した石山汰一が7.67、8.50でトータル16.17ポイントでトップ。2番は同じく合格した松野太郎が7.17、7.90でトータル15.07ポイントとキレた演技を魅せた。今大会の昨年優勝の和氣堆人や佐藤頼斗、宇野雅志、飯田翔斗、田邉大成、友重リキらもパワフルな演技で明日へ繋いだ。
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明日は6時に試合がスタート予定。女子の中・高生クラスから。今日行われなかった男子・高校生クラスも続けて行われる。
スケジュールは下記。
https://liveheats.com/events/262397/schedule
各クラスのヒート組、ライブスコアは下記。
https://liveheats.com/events/262397
今大会は海に向かって、鳥居の右側にブースを設置。幅広くつかうことで、人の出入りなどイベント性を高めた。
第5回を記念してゼッケンはWCTスタイル。全クラスのファイナリストに贈呈される。
バーガーキッチン ラフィン(茂原)のオススメは「ラフィンバーガー」。ふんわり、弾力あるバンズに特選ビーフとポークの黄金比のパティ。ローストオニオンとシャキシャキレタスにじっくり煮込んだ自家製トマトソースが決め手とのこと。
ナシチャンプル一宮(上総一宮)からは、みんな大好きナシチャンプル。チキンやポークに加え、いちのみやナシチャンプルが選べる。熱中症対策できゅうりの1本漬けも販売。
ムラサキスポーツではフレッシュジュースを販売の他、Tシャツなど物販も多数あり。
ビーチマーシャルは中塩佳那プロが担当。朝一はエントリー確認にレギュレーションの説明に選手へリストバンドの配布と大忙しでした。
今大会はR-1から1位で勝ち上がった選手に対して、インタビューが行われた。中塩ひかるのインタビューは姉の中塩佳那プロが担当。
MCは蛸優樹と第4回大会優勝の寺田文太プロにJPSAのオフィシャルMCの瀧原毅 氏が担当。掛け合いが絶妙で選手目線の解説もわかりやすくて好評でした。
一宮町立一宮中学校は大きなバナーで応援も
第5回 NAMINORI甲子園 presented by MURASAKI SPORTS
結果
男子優勝 飯田夕惺(いいだゆうせい)矢指小学校
2位 窪田海琉(くぼたかいる)東浪見小学校
3位 浦山裡央(うらやまりお)一宮小学校
4位 伊波洋介(いはようすけ)東浪見小学校
女子優勝 山本璃々(やまもとりり)東浪見小学校
2位 石田海夏(いしだみなつ)一宮小学校
3位 宗政優実(むねまさゆうみ)湯河原町立吉浜小学校
4位 大江こなみ(おおえこなみ)東浪見小学校
第5回NAMINORI甲子園 協賛各社
特別協賛
株式会社ムラサキスポーツ
ゼッケン協賛
カシオ計算機株式会社(G-SHOCK)
サーフハードウェアインターナショナル株式会社(FCS)
各協賛(アルファベット順)
BeWET 株式会社サンコー
Billabong ボードライダーズジャパン合同会社
Gromsupport project 株式会社サーズ(ジャスティス)
Hurley 株式会社ハーレージャパン
Hydroflask アルコインターナショナル株式会社
LIVZON 大成温調株式会社
Ocean & Earth 株式会社ワンワールド
Rockhopper 株式会社ネクストレベル
Rusty ニッキー株式会社
RVCA ボードライダーズジャパン合同会社
Vertra 株式会社ワンワールド
Volcom リバレイティッドブランズジャパン合同会社
https://www.instagram.com/naminori.kousien/