WSLアジア・リージョン男女QS5000&プロジュニア「Krui Pro」5月28日から開催。今年も多くの日本選手が出場。

伊東李安琉(JPN) Credit: WSL / Federico Vanno

ASCとWSLは、インドネシアの誇る伝説のレフトハンダー、ウジュン・ボカールで、2024年の男女QS5,000「Krui Pro」と男女プロジュニアを今年は2024年5月28日 -6月4日のウエイティング期間で開催する

 

 

今年のクルイ・プロは、このWSLクオリファイ・シリーズの第6回大会となる。2017年に初めてスタートしたクルイ・プロは、QS 1,000として始まり、翌年にはQS 1,500に、そして2019年にはQS 3000にアップグレードされた。

そして2022年には、リージョナル・クオリファイ・シリーズ・イベントとしては最高レーティングとなるQS 5,000へと拡大し、ジュニア・プロ部門も追加された。

いまクルイ・プロはWSLアジアQSツアーで最も人気のある大会のひとつであり、2024シーズンの開幕戦となるQS5000とプロ・ジュニアの一貫したイベントとなっている。

 

元チャンピオンシップツアーコンペティターのモーガン・シビリック(AUS)は、エクセレントスコアを叩き出した。 © WSL / Tim Hain

 

昨年のイベントでは、ウジュン・ボカールで4~6フィートの美しい波がサーファーたちに提供され、最終日にはモーガン・シビリック(AUS)と松岡亜音(JPN)が男子と女子のQS 5,000のトロフィーを掲げ、ブロンソン・メイディ(INA)と中塩佳那(JPN)がプロジュニアのタイトルを獲得した。

 

伊東李安琉  © WSL / Tim Hain

 

今回は男子QS5000には、日本からは今年チャレンジャーシリーズを回る伊東李安琉、大音凛太、安室丈をはじめ、2XJPSAグランドチャンピオンの西慶司郎、加藤翔平、小濃来波、田中大貴、岩見天獅、鈴木仁、金沢呂偉、太田拓杜、矢作紋乃丞がラウンドオブ64から出場。

 

ラウンドオブ96からは、昨シーズン後半は怪我のため試合から離れていた新井洋人も先日パパとなって今回が復帰戦。その他にも須田喬士郎、岡村晃友、金沢太規、野呂海利、増田来希、古川海夕、萩田泰智、佐藤利希、

 

ラウンドオブ128からは、三輪紘也、山中海輝、井上龍一、渡邉壱孔、 和氣匠太朗、酒井仙太郎、岡野漣、森大斗、平原颯馬、本郷拓弥、山本来夢、堀越類、鈴木一歩、田中透生、R144から藤本世音、小笠原由織 、安室弦、森友二、白井翔らが出場する。

 

昨年のQS5000優勝者である松岡亜音 Credit: WSL / Federico Vanno
昨年のクルイ・プロジュニアで優勝した中塩佳那 Credit: WSL / Federico Vanno

 

女子のQS5000には、チャレンジャーシリーズの脇田紗良、都筑有夢路、都築虹帆、松岡亜音、パリオリンピック代表の松田詩野も出場。

馬庭彩、松山黎音、川瀬心那、鈴木莉珠、佐藤李、野中美波、大村奈央、池田美来、芳田 花瑚、中塩佳那、庄司梨花 、清水ひなた、清水ひなのが参戦予定。

 

また今シーズンは、現時点では日本国内やアジアのジュニアイベント開催が厳しい状況で、今回のクルイとニアスでのジュニアイベントは非常に重要な戦いとなる。

 

男子ジュニアは、岩見天獅、渡邉壱孔、酒井仙太郎、金沢太規、山本来夢、加藤翔平、岡野漣、小濃来波、佐藤利希、鈴木一歩、白井翔、森大斗。

女子ジュニアは、松山黎音、川瀬心那、佐藤李、池田美来、中塩佳那、庄司梨花、清水ひなた、清水ひなの。

 

男女とも初クルイの選手も多く見られ、どんな波でどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみだ。クルイの後には今年もニアス・プロが6月8日 – 15日の日程で開催されることになっており、日本人選手のほとんどがクルイからニアスに移動し、素晴らしいインドネシアン・レッグに出場する。

 

今年もがんばれ!日本!

 

 

オフィシャルサイト:

5月28日 – 6月4日
Ujung Bocur, Krui, Indonesia