伊東李安琉、8.17のエクセレントをスコア。田中大貴と新井洋人はR4進出。 QS5000クルイプロ大会2日目

2023年クルイ・プロQS 5,000でウジュン・ボチュールのグッド・コンディションを満喫する伊東李安琉(JPN)。 Credit: WSL / Federico Vanno

クルイ、サウス・スマトラ/インドネシア(2023年6月13日火曜日)-2023年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)クオリファイ・シリーズ(QS)5000クルイ・プロは、男子ラウンドオブ96、女子ラウンドオブ80、男子ラウンドオブ64の3ヒートまでが行われる一日となった。

 

今日は早朝からコンスタントに3-5フィートの良い波が来ていた。一晩でスウェルが小さくなり、角度も少し変わったため、より多くの波がリーフに沿ってブレイクし、エクセレントスコアの可能性を秘めた波質を提供することとなった。

 

大会2日目は、男子ラウンドオブ96H5から再開され、H6加藤翔平、H7小濃来波、H8石川拳大、酒井仙太郎、H9石井天使、H10井上龍一、H11安井拓海、H12鈴木仁、和氣匠太朗、H13萩田泰智、伊東李安琉、鈴木一歩、H15野呂海利、H16金沢太規、黒川 楓海都が登場。

 

リアルの本領発揮といったコンディションか。伊東李安琉  © WSL / Tim Hain

 

伊東李安琉(JPN)は、ヒート後半にビッグセットをキャッチ。パーフェクトにラインナップされたウォールで2つのクリティカルターンを連続でメイク。最後のクローズセクションではリエントリーも決めて、エクセレントの8.17をスコアして1位でラウンドアップした。

 

 

「今回初めてのクルイなんですが良い波で、自分のホームポイントと似ている波なので、楽しかったです。」とヒーローインタビューで伊東がコメントした。

 

石川拳大 Credit: WSL / Federico Vanno

 

石川拳大、鈴木仁、安井拓海、萩田泰智、野呂海利もラウンド3へ勝ち上がった。女子の後、ストームが来て一時試合が中断。その後R3のラウンドオブ64はH2までが行われ、H1田中大貴、H2新井洋人、守城海が登場。

 

 

田中大貴と新井洋人がラウンド4進出

 

 

田中大貴は、ヒュー・ヴォーンなどの強豪オージーを相手に、ソリッドなバックハンドサーフィンで7.00をスコア。最後にバックアップを6.13まで上げてトップでラウンドップを決めた。

 

新井洋人はジョーダン・ローラーといった強豪と対戦。スローなヒートで波をつかめず最後まで4位を強いられていたが、ラストウェイブでヒートベストとなる7.83をスコア。そこまで2位だった守城海を逆転して、ローラーに次いで2位でラウンドアップを決めた。

 

R3のラウンドオブ64の予定されていたヒートは、ストームが再び来て明日以降に持ち越された。明日は日本時間8時30分にコール。H3西慶司郎、太田拓杜、H4稲葉玲王、H6矢作紋乃丞、H8石川拳大、H11鈴木仁、H12岩見天獅、安井拓海、H13大音凛太、伊東李安琉、H14安室丈、萩田泰智、H16山中海輝、野呂海利。

 

女子QSのラウンドがスタート。

スカイ・ブラウン Credit: WSL / Federico Vanno

 

QS女子では、R1のラウンドオブ80からH2鈴木莉珠、H3松野杏莉、H4黒川日菜子、H7宮坂麻衣子が登場。

また今回はH8にイギリスと日本の二重国籍を持ち、東京オリンピックで銅メダルを獲得したスケートボーダーで、サーファーとしても評価の高いスカイ・ブラウンが登場。ヒート前半は波に乗れなかったものの、後半にセットを掴み8.00というエクセレントをスコアしてトップで勝ち上がった。

 

宮坂麻衣子
宮坂麻衣子 Credit: WSL / Federico Vanno

H7の宮坂麻衣子は、ソリッドなターンを披露してトップでラウンドアップ。H2の鈴木莉珠は、ラストウェイブで6.40 をスコアして2位で逆転ラウンドアップ。H4黒川日菜子も2位でラウンドアップ、H3松野杏莉は惜しくも敗退となった。

 

QS5000  Krui Pro

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