4月19日(金)から25日(木)の日程で「 2024 ISA World Longboard Championship」が 2年連続でエルサルバドルで開催される。前大会はフランスチームの圧勝で終わったこのロングボード世界大会。
今年は日本で一番強い選手を選出するために、NSA、JPSA、WSLの各協会からトップ選手を招集。3月6日の選考会で優勝した選手とNSA強化部からの推薦枠1名となる男女各2名を決定した。
その日本代表は男子が井上鷹、浜瀬海に、女子は田岡なつみ、吉川広夏の4人。このメンバーは日本でJPSAグランドチャンピオンを何度も獲っているだけでなく、海外の大会でも実績を残している選手ら。
その日本最強のメンバー「TEAM JAPAN」は15日、羽田空港より出発。NSAの佐藤正麗穂 強化本部長と強化委員会から宮部周作氏から、今大会への期待と激励の言葉が送られた。
2023年大会で日本は総合6位。昨年もこの大会に選出された浜瀬と吉川は個人成績は7位という結果だったこともあり、
吉川広夏は「2回目のエルサルバドルなので、去年の経験を活かして、去年の成績をさらに超えられるように、世界一になれるようにチームジャパンとして頑張ってきます!」と改めてリベンジを誓ってくれた。
チームキャプテンとなった浜瀬海も「今年はチームジャパンは最強チームだと思うので、チームジャパンの一員としてメダルを取れるように、ベストを尽くしてきます!」と力強く述べた。
また、ISAの大会では無いものの、WSLでこのエルサルバドルを経験している田岡なつみは「久しぶりのISAの試合です。前回は出られなくて、すごい悔しい思いをしたので、今回は絶対メダルが取れるように頑張りたいと思います!」とこちらも熱いメッセージ。
同じくWSLでエルサルバドルは行っているものの、ISAの大会は初挑戦となる井上鷹。「初めてのチーム戦でもあるんですが、エルサルバドルの波は大きいと聞いています。大きい波は得意なので、しっかりとチームに貢献できるように。そして、世界一を目指して頑張っていきたいと思います!」とベストを尽くすと語った。
ロス五輪を見据え、強豪国も出場。
「2028年 ロサンゼルスオリンピックにロングボードが採用されるためには、この大会はとても重要」と述べるISA会長であるフェルナンド・アギーレ氏。それに合わせ参加国も増え、33から39カ国に増加。
そして、昨年は男女とも金メダルで団体総合も1位と完全制覇したフランスは、2年連続頂点に立っているアリス・リモイン(金メダル)に加え、ゾーイ・グロスピロン(銅メダル)、エドゥアール・デルペロ(銅メダル)らが、今年も参加。
さらに昨年は出場を見送っていたハワイは、2023年度のWSLグランドチャンピオンであり、2018年度 金メダリストのカイ・サラスと、ランキング2位のカニエラ・スチュワート。女子は同じくWSLランキング2位のケリス・カレオパア、4位のホノルア・ブルームフィールドはWSLでの3タイムスチャンピオンの実績をかけて戦う。こちらも世界で勝てる選手を揃えてきた。
日本も負けていない。この浜瀬海、井上鷹、田岡なつみ、吉川広夏という最強のメンバーが、参戦するエルサルバドル大会。世界と渡り合って戦うその勇姿を見届けようではないか。頑張れ!日本!Go!Team Japan!
名 称 : 2024 ISA World Longboard Championship
主 催 : 国際サーフィン連盟(ISA)
期 間 : 2024年4月19日(金)〜25日(木)
開催地 :Surf City El Salvador
出場選手:MEN / 井上鷹、浜瀬海
WOMEN / 田岡なつみ、吉川広夏
大会スケジュール
4月18日 – 記者会見
4月19日 – 開会式
4月20日~24日:競技日
4月25日 決勝終了後、閉会式
大会ライブはこちらから。
・ISA 大会HP
https://isasurf.org/event/2024-surf-city-el-salvador-isa-world-longboard-championship/
・NSA HP https://www.nsa-surf.org/