TEAMジャパンは4名全員がメインラウンドを勝ち進み、チーム・ランキングで同率トップを維持。ISAロング4日目

サーフ・シティ・エルサルバドル – 2024年4月23日

サーフ・シティ・エルサルバドルISAワールド・ロングボード・チャンピオンシップは大会4日目。

エル・スンザルで開催されたメインイベント・ラウンド3は、4~6フィートのクリーンなスウェルがロングボード・サーフィンの素晴らしい舞台を作り、エキサイティングなアクションが1日中繰り広げた。

 

 

メインイベント・ラウンド3は男子、女子ともに終了し、女子のリパチャージ・ラウンド2と3、男子のリパチャージ・ラウンド3と4も開催された。

 

 

国別では、4人のサーファーが全員勝ち残っている日本、フランス、ブラジル、フィリピンの4チームがランキング上位を維持。中でも日本はメインイベントに4人のサーファーが残っている唯一の国として最も優位に立っている。

 

デクラン・ワイトン(AUS) Credit: ISA / Jersson Barboza

 

2023年の銅メダリスト、エドゥアール・デルペロ(FRA)、2019年の金メダリスト、ベノワ’ピッコロ’クレメンテ(PER)、そしてWSLロングボードツアースタンドアウトのデクラン・ワイトン(AUS)がラウンド3のH1で対戦。

3人のサーファーたちは朝の素晴らしいコンディションを活かし、印象的なレールとノーズワークを披露した。

 

3人のヒートトータルは、エクセレントスコア(9.23)とヒート勝者デルペロのヒートトータル(17.40)を含む、エクセレントスコアを記録した。

最後まで縺れたそのヒートはワイトンが、僅か0.03差の2位でラウンドアップ。クレメンテがリパチャージに回ることとなった。

 

その他の男子のメインイベント・ラウンド3では、日本の浜瀬海、井上鷹をはじめ、カニエラ・スチュワート(HEAT)、2023年銅メダリストのロジェリオ・エスキヴェル(PHI)、そして2010年ワールド・チャンピオンのロドリゴ・スファイアー(BRA)らの強力なヒートが行われた。

 

ホノルア・ブルームフィールド(HAW) Credit: ISA / Pablo Jimenez

 

女子のメインイベント・ラウンド3では、難しいバンプが現れ、ハイスコアを出すのが難しくなった。2013年オープン・ジュニア金メダリストのホノルア・ブルームフィールド(HAW)、2023年銀メダリストのマリア・フェルナンダ・レイエス(PER)、2013年銀メダリストのレイチェル・ティリー(USA)、2018年銅メダリストの田岡なつみ(JPN)がそれぞれヒート勝利を収めた。

 

例外は、ディフェンディング・チャンピオンのアリス・リモイン(フランス)で、シベ・ジャラード(ASA)の強力なパフォーマンスにより、リモインはレイエスとジャラードのブザー後に3位にノックダウンされ、リパチャージに回された。

 

ホノルア・ブルームフィールド(HAW)Credit: ISA / Pablo Franco

 

3度のWSLロングボード・チャンピオンであるブルームフィールドは、この日ベスト・デーとなる8.00をスコアし、女子のシングルウェイブ・スコアの最高値、そしてヒート・トータルの最高値である12.83を獲得した。

 

「このようなコンディションは、間違いなくホームで経験することが多いですね」と語ったブルームフィールド。「例えば、パイプラインやププケアのような大きなサンドバーでは、ただひたすら行くしかありませんでした。

だから、このようなバンプとバックウォッシュには慣れています。ISAに出場するのは大好き。チームサーフィンの本当にクールな一面だと思います。連絡をもらって、”ああ、すごい、もちろん行きますよ “って感じでした」。

 

一方で、そのブルームフィールドのチームメイトであるケリス・カレオパアは、非常に強いチーム・ハワイから最初に脱落者となった。

2023年のWSL世界ランク2位であるカレオパアは、ドイツのマッシャ・トリエッチと共に、フィリピンのベテラン・コンペティターであるデイジー・バルデスとメキシコの16歳の新星コーラル・ボニーヤによって、その日の最初のヒートでノックアウトされた。

 

今回のコーチとして世界戦の経験豊富な木下デヴィッドが帯同。Credit: ISA / Pablo Franco

 

大会3日目は、敗者復活のリパチャージラウンドのみが行われる予定で、メインラウンドを勝ち上がっている波乗りジャパンはオフとなった。

そして迎えた大会4日目で波乗りジャパンのは、男子ラウンド3でH3に浜瀬海。H6に井上鷹が登場。女子のラウンド3のH2に田岡なつみ、H4に吉川広夏が登場。ここからが本当の戦いだ。

 

浜瀬海 Credit: ISA / Jersson Barboza

 

男子ラウンド3でH3に登場した浜瀬海は、好調さを維持しながら、更に技の精度を上げて、クリティカルなポジションで際どいノーズライド&ソウルアーチをメイク。8.93と7.57でトータルスコア16.50を叩き出して圧勝した。

 

浜瀬海 Credit: ISA / Jersson Barboza
浜瀬海 Credit: ISA / Jersson Barboza

 

「一倍デカイ良いセットを乗らないと勝てないとわかっていたので、最初乗れなくても自分が信じた場所で乗ろうと思っていたので焦ることはなかったです。」と浜瀬。

 

井上鷹  Credit: ISA / Pablo Jimenez
井上鷹  Credit: ISA / Pablo Jimenez

 

H6の井上鷹は、強い風が入りウインディでバンピーなコンディションの中で、世界チャンピオンのカイ・サラスらと対戦。序盤出遅れた井上だったが、後半に6.43をスコアして2位に浮上。

その後セットの入らない中で手前で波をつかむことを選んだ井上は6.50をスコアして大逆転。トップでラウンドアップを決めた。

 

「今年のメンバー、コーチも監督も史上最強のメンバーになっています。時差があって大変ですが応援よろしくお願いします。チームジャパン最高!」と井上が熱く語った。

 

田岡なつみ Credit: ISA / Jersson Barboza
田岡なつみ Credit: ISA / Jersson Barboza

 

女子のラウンド3ではH2に田岡なつみが登場。アタランタ・バティスタ 、シンディ・ポルティージョ 、ゾーイ・グロスピロン と対戦。

ロースコアの戦いとなったヒート前半では田岡は4位を強いられる展開となった。しかし、残り5分で6.47をスコアして3位に浮上。そして、ラスト1分を切って5.73をスコアして逆転トップでラウンドアップを決めた。

 

「前半戦乗れないヒートが続き、時間との勝負でした。色々ミラクルが起き、ラスト5分で2本揃えられ、大逆転。次はもっといいスタートきれるようにがんばります。」と田岡がSNSでコメント。

 

吉川広夏 Credit: ISA / Pablo Jimenez
吉川広夏 Credit: ISA / Pablo Jimenez

 

H4に吉川広夏は、世界チャンプのハワイのホノルア・ブルームフィールド、アメリカのケイトリン・ミケルセンらと対戦。

ホノルアはエクセレントの8.00を5.83でバックアップしてトップを独走。最後まで激しい2位争いを演じた吉川広夏は、ラストウェイブでバックアップを塗り替えて5.43と4.27で2位のポジションを維持してラウンド4へ勝ち進んだ。

 

「残り30秒で特大セットを喰らった後、なんとか次の波を掴み最後に乗った波で逆転して2位になりラウンドアップ。

見た目以上にサイズも波の凹凸もあって難しいコンディションでしたが、このまま攻め続けて次はしっかり決めます!!次はMain round4。いい波がきますように」と吉川がSNSでコメントした。

 

 

明日の大会5日目は、女子のラウンド4のH1に田岡なつみ、H2に吉川広夏。 男子ラウンド4では、H1に浜瀬海。H3に井上鷹が登場。がんばれ!日本!

 

 

 

名 称 : 2024 ISA World Longboard Championship

主 催 : 国際サーフィン連盟(ISA)

期 間 : 2024年4月19日(金)〜25日(木)

開催地 :Surf City El Salvador

出場選手:MEN / 井上鷹、浜瀬海
     WOMEN / 田岡なつみ、吉川広夏

 

大会ライブはこちらから。

・ISA 大会HP


https://isasurf.org/event/2024-surf-city-el-salvador-isa-world-longboard-championship/

・NSA HP  
https://www.nsa-surf.org/