サンセット・ビーチ、オアフ、ハワイ、USA(2024年2月21日水曜日) – 2024年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)第2戦、ハーレープロ・サンセット・ビーチのファイナル・デーがスタート。本日もオフショアが弱く、4~6フィートのクラシックなサンセットで女子のクオーターファイナルからスタート。
日本の五十嵐カノアはH1でハワイアンのセス・モニーツ(HAW)と対戦。カノアはスタートからビッグセットをキャッチ。クリティカルなセクションでリスキーなレイバックスラッシュとカーヴィングターンをコンビネーションさせて、エクセレントの8.00をスコア。素晴らしいファイナルディのスタートを切る。バックアップを6.67とし、ヒートトータル14.67を叩き出して、ハワイアンを圧倒。セミファイナルへ勝ち上がった。
セミファイナルでは、クオーターで今回の優勝候補対決でジョン・ジョン・フローレンス(HAW)を下し勢いに乗るジョーディ・スミス(RSA)と対戦。カノアもファイナルに向けて勢いを増し、ヒュージ・レイバックスラッシュのワンターンで7.00をスコアしてヒートを開始。6.60でバックアップしてヒートをリードしていく。
スミスも優先権のない中でもスコアを上げていき、追い上げるが、それに対しカノアもラストウェイブで7.83をスコアしてトップスコアを引き上げ、逃げ切り。2022年以来となるサンセットでの2度目のファイナル進出を決めた。
ファイナルでは、イタロ・フェレイラ(BRA)をQFで、ライアン・カリナン(AUS)をSFで破ったジャック・ロビンソン(AUS)と対戦。スタートからジャックが先制攻撃を仕掛け8.17をスコアしてヒートをリード。カノアはコンビネーションに追い込まれる。
ヒート後半には、7.33をスコアしてコンボを外すことに成功したカノア。だが、その直後に、ジャックはビッグセットを掴み、ダブル・バレルをメイクしジャッジの2名が10ポイントを与え、そのエクセレントライドは9.87をスコア。再びコンビネーションに追い込まれるカノア。
残り時間は10分を切って、優先権を持ってスコア・ポテンシャルの波を待つカノアは最後に7.83をスコアするも、そのままタイムアップ。ジャックが優勝。カノアはCTキャリア2度目となるサンセットでの準優勝を決めて、ISA世界選手権が行われるプエルトリコへ向かった。
大会リポートは後ほど更新されます。
詳細はWorldSurfLeague.comを参照のこと。
2024年チャンピオンシップ・ツアーの第2戦ハーレープロ・サンセットビーチは、大会期間を2024年2月12日(月)に開幕し、2月22日(木)までの大会期間で試合が行われる。大会の模様は、WorldSurfLeague.comと無料のWSLアプリで生中継されます。
Hurley Pro Sunset Beach