バンザイ・パイプライン、オアフ島、ハワイ、USA(2024年2月6日火曜日)-コンディション不良のためレイデーが続いていた、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2024チャンピオンシップ・ツアー(CT)第1戦、レクサス・パイプ・プロ Presented by YETIがようやく再開となった。
コンディションは一晩で落ち着き、今朝のパイプラインは弱いオフショアで3~6フィートのコンディション。男子のラウンドオブ32とラウンドオブ16が、2ヒートがラインナップを共有するオーバーラップ方式で行われ、ベスト8が決定。女子はOFFとなった。
男子ラウンドオブ32では、H4でコナー柄沢オレアリーがワイルドカードのジャクソン・バンチ(HAW)と対戦。H10で五十嵐カノアがイアン・ジェンティル(HAW)と対戦。
バックドアに的を絞ったコナー。波数も少ない中スコアリング・ウェイブを見つけられずに残り時間は10分を切った。ワイルドカードのハワイアンにリードを奪われて追い込まれていたコナーは、残り2分でバックドアにテイクオフ。
得意のバックハンドでクリティカルなパワーハックを連発。フィニッシュも決めてガッツポーズのコナーは4.83をスコアして大逆転でラウンドオブ16へ勝ち進んだ。
続いて行われたラウンドオブ16では、サイズダウンがかなり進む中でジェイク・マーシャルと対戦。そこでは残り10分までノーライド。最後にトータル7.93で辛くも勝利を掴み、クオーターファイナル進出。クオーターでは強敵イーサン・ユーイングと対戦する。
ラウンドオブ32H10で五十嵐カノアがイアン・ジェンティル(HAW)と対戦。コンディションが悪化する中でジェンティルが6.17をスコアしてリード。カノアはスコアリング・ウェイブを見つけられずに迎えた終盤。バックドアのバレルをメイクし5.17をスコアするもそこまで。カノアは初戦17位でフィニッシュとなった。
五十嵐カノアとコナー柄沢オレアリーを日本の2トップとして応援していきたい。がんばれ!日本!
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2024チャンピオンシップ・ツアーの開幕戦となるレクサス・パイプ・プロ Presented by YETIは、2024年1月29日に開幕し、2月10日まで開催されます。イベントはWorldSurfLeauge.comと無料のWSLアプリでライブ放送されます。
詳しくはWorldSurfLeague.comをご覧ください。