2023チャレンジャー・シリーズ最終戦「コロナ・サクアレマ・プロ」は日本時間で今夜開幕。日本のトップ選手が出場。

プライア・デ・イタウナ、サクアレマ、リオデジャネイロ、ブラジル(2023年10月13日金曜日)ブラジルのサクアレマにあるプライア・デ・イタウナで、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2023チャレンジャー・シリーズの最終戦「コロナ・サクアレマ・プロ Presented by Banco do Brasil」が2023年10月14日~21日の大会期間で開催される。

 

ファーストコールは現地時間の 2023年10月14日7時30分、日本時間の 2023年10月14日19時30分です。

 

 

このイベントは、新進気鋭のタレントたちが2024年のチャンピオンシップ・ツアー(CT)の出場権を獲得するための最後のチャンス。そしてチャレンジャーシリーズの最終戦となるこのイベントは、2024年チャンピオンシップ・ツアー(CT)への最終クオリファイが決定する。

 

現在、2024年チャンピオンシップ・ツアーの出場枠は男子が8つ、女子が4つ残っている。

 

ベテランのサリー・フィッツギボンズ(AUS)は、2023年チャレンジャー・シリーズのランキングで首位に立ち、ポルトガルのエリセイラでの予選を通過し、すでにCTへの復帰を確実にしている。2位にはインディア・ロビンソン(AUS)、3位にはソイヤー・リンドブラッド(USA)が続いている。

 

昨年の大会で優勝したディフェンディング・ウイナーのアリッサ・スペンサー(USA)は、ポルトガルでの第5戦で優勝し、ランキングを4位にアップ。女子のトップ5はイザベラ・ニコルズ(AUS)。

 

 

ルアナ・シルバ(BRA)は、2022年のミッドシーズン・カットを逃した後、CTへの復帰を目指している。彼女は最終戦のサクアレマでしっかりと結果を残してツアーに復帰できることを望んでいる。

「サクアレマは、最後の大会にふさわしい場所だと思います。」とシルバは言った。「私は今、最高の瞬間を生きているので、とても気分がいいし、それが実現できることを確信しています。

今年の初めから、レアンドロ・ドラ(ヤゴ・ドラの父親)と一緒に仕事をするようになりました。彼は、メンタル面や技術面でも私を助けてくれています。今、彼のチームにいることにとても感謝していますし、ポルトガルでは本当にクールでした。

サクアレマは力強さがある波で、私はハワイ出身なので、私のスタイルはこの波に合っていると思います。ブラジルのファンはモチベーションが高くて、ポジティブなエネルギーに溢れていて、そういうところが好きです。」

 

 

メンズでは、コール・ハウシュマン(USA)とジェイコブ・ウィルコックス(AUS)が2023年チャレンジャー・シリーズの結果からCTクオリファイが確定しており、残り8枠。

 

フレデリコ・モライス(PRT)とジェイク・マーシャル(USA)は、ランキング3位タイにつけている。エリセイラで優勝したデイビッド・シルバ(BRA)は20ランクアップして現在5位。彼は、2024年にCTに復帰するという目標に近づいている。

「サクアレマは世界でも最高の場所のひとつで、ビーチには多くのファンがいて、その雰囲気は素晴らしい。」とシルバが言った。「そこはサーフィンのマラカナン(リオデジャネイロにあるブラジルの象徴的なマラカナンスタジアム)のように、サーフィンの息吹が感じられる場所です。

 

マテウス・ハーディも信じられないほど進化しています。ルアナ・シルバもCTに戻ってきてほしいですね。サミュエル(プポ)やマイケル(ロドリゲス)など他のブラジル人選手にもトップ10に入ってもらいたい。彼らは僅差だから、みんなでチームを完成させたいね。」

現在男子トップ10に残っているのは、クロスビー・コラピント(USA)、イマイカラニ・デヴォルト(HAW)、イーライ・ハンネマン(HAW)、ケイド・マトソン(USA)、マテウス・ハーディ(BRA)。ハーディは、エリセイラでのセミファイナル進出を果たし、9ランクアップで10位にランクイン。

 

「ランキングは10位で、後ろにはサミュエル(プポ)、マイケル(ロドリゲス)、そして数名の非常に優れたサーファーが数ポイント差で迫っています。」と、ハーディが言った。

 

「プレッシャーから解放されたので、自分のサーフィンに集中します。正直なところ、この位置にいることに満足しています。今年は膝を痛めて3ヶ月間休養し、サーフィンを再開してここサクアレマで開催されたQS(4月)に出場したのですが、また膝を痛めてしまいました。サクアレマでは、すべてがうまくいき、いい波が来て、ビーチにたくさんの観客が集まり、素晴らしいイベントになることを願っています」。

 

 

日本からトップサーファーが出場。

 

松岡亜音と都築虹帆

 

今回のブラジルのCSには田中大貴、岩見天獅が日本から出場。女子は松岡亜音、脇田紗良、都築虹帆、野中美波、都筑有夢路の5名が出場する。

 

ヒート組も発表され、男子ラウンド1のH6岩見天獅子、H7田中大貴。女子はラウンド1の H2 脇田紗良、H6都築虹帆、H7 都筑有夢路、野中美波、H8 松岡亜音がそれぞれクレジットされている。

 

現在CSランキングでは、都築虹帆が26位で日本人最高位。都筑有夢路が31位、松岡亜音が40位、野中美波が43位、脇田紗良が48位と続く。男子は大原洋人が49位、岩見天獅が71位、田中大貴が77位、安室丈が85位という状況。

 

詳細はWorldSurfLeague.comをご覧ください。

 

コロナ・サクアレマ・プロ Presented by Banco do Brasil 女子ラウンドオブ48の組み合わせ

HEAT 1:ダニエラ・ロサス(PER)対エラ・マカフレイ(USA)対エウェレイラ・ウォン(HAW)対カタリナ・ザリキー(PER)
ヒート2:ヨランダ・ホプキンス(POR) 対 キーラ・ピンカートン(USA) 対 脇田紗良(JPN) vs. ゾーイ・ステイン(RSA)
HEAT 3:ゾーイ・マクドゥーガル(HAW)対ニキシー・ライアン(AUS)対シルヴァナ・リマ(BRA)対カロル・リベイロ(BRA)
HEAT 4:レイラニ・マクゴナグル(CRC)対 キャロリーナ・メンデス(POR)対 ナターシャ・ファンフルフェン(RSA)対 ブルーナ・カルデレッリ(BRA)
HEAT 5:アリアン・オチョア(EUK)対ソフィア・メディーナ(BRA)対ラウラ・ラウプ(BRA)対タイス・アルメイダ(BRA)
HEAT 6:都築虹帆(JPN)対 テッサ・タイセン(FRA)対 ジェシー・ヴァン・ニーケルク(RSA)対 カミラ・ケンプ(DEU)
HEAT 7:ソル・アギーレ(PER)対 都筑有夢路(JPN)野中美波(JPN)対 アレナ・ロドリゲス・バルガス(PER)
HEAT 8:エリン・ブルックス(CAN) 対 ポーリン・アド(FRA) 対 松岡亜音(JPN) 対タイナ・ヒンケル(BRA)

コロナ・サクアレマ・プロ Presented by Banco do Brasil 女子ラウンドオブ32組み合わせ

HEAT 1:サリー・フィッツギボンズ(AUS)対 フランシスカ・ベセルコ(POR)
HEAT 2:エリー・ハリソン(AUS)対ヴァヒネ・フィエロ(FRA)
HEAT 3:イザベラ・ニコルズ(AUS)対ベラ・ケンワーシー(USA)
HEAT 4:アリッサ・スペンサー(USA)対 ソフィ・マカロック(AUS)
HEAT 5:インディア・ロビンソン(AUS)対ナディア・エロスターベ(EUK)
HEAT 6:ブロンテ・マコーレー(AUS)対サラ・バウム(RSA)
HEAT 7:ルアナ・シルバ(BRA)対テレサ・ボンバロ(POR)
HEAT 8:ソイヤー・リンドブラッド(USA)対ザーリ・ケリー(AUS)

 

コロナ・サクアレマ・プロ Presented by Banco do Brasil 男子ラウンドオブ80 組み合わせ

HEAT 1:シオン・クロフォード(HAW)対ジョシュ・バーク(BRB)対マーロン・ハリソン(AUS)対ザック・ヘデマン(HAW)
HEAT 2:ジョーダン・ローラー(AUS)対ミヒマナ・ブレイ(FRA)対ガブリエル・アンドレ(BRA)対マルコ・ジョルジ(URY)
HEAT 3:キアン・マーティン(SWE)対 ジョン・マーク・トコン(PHL)対 テバ・ブシュグア(MAR)対 ナチョ・グンデセン(ARG)
HEAT 4:テ・ケフケフ・バトラー(NZL) 対 ティアゴ・カリケ(FRA) 対 アドゥア・アマトリアン(EUK) vs. バレンティン・ネヴェス(BRA)
HEAT 5:カラニ・ボール(AUS)対ガティエン・デラヘイ(FRA)対コナー・スリペン(RSA)対ハイター・ミューラー(BRA)
HEAT 6:ライアン・カイナロ(BRA) 対 岩見天獅(JPN) 対 カウアン・コスタ(BRA) vs タイラー・ガンター(USA)
HEAT 7:ジャービス・アール(AUS) 対 田中大貴(JPN)対. クリスティアン・キマーソン(BRA) vs. ガブリエル・クラウスナー(BRA)
HEAT 8:シェルドン・シムカス(AUS) 対ビリー・ステアマンド(NZL) 対 マテウス・ナヴァロ(BRA) vs マルコス・コレア(BRA)

コロナ・サクアレマ・プロ Presented by Banco do Brasil 男子ラウンドオブ64組み合わせ

HEAT 1:ジェイコブ・ウィルコックス(AUS) 対 ディラン・モファット(AUS) 対 マーク・ラコマーレ(FRA)
ヒート2:ジャクソン・ベイカー(AUS)対リーフ・ヘイズルウッド(AUS)対ミゲール・トゥデラ(PER)
HEAT 3:マテウス・ハーディ(BRA)対ノーラン・ラポーザ(USA)対カルロス・ムニョス(CRC)
HEAT 4:ジェイク・マーシャル(USA)対カウリ・ヴァースト(FRA)対イアン・ゴウベイア(BRA)
HEAT 5:クロスビー・コラピント(USA)対ディミトリ・プーロス(USA)対エドガード・グロッジア(BRA)
HEAT 6:イマイカラニ・デヴォルト(HAW)対ジャクソン・バンチ(HAW)対ルーク・トンプソン(RSA)
HEAT 7:モーガン・シビリック(AUS)対 ジェット・シリング(USA)対 ダニエル・エムズリー(RSA)
HEAT 8:ジョアオ・チアンカ(BRA)対 アディン・マセンキャンプ(RSA)対 ジョエル・ヴォーン(AUS)
HEAT 9:ミゲール・プポ(BRA)対 ジョーガン・クズネット(FRA)対 ティモシー・ビッソ(FRA)
HEAT 10:マイケル・ロドリゲス(BRA)対 ジョアン・ドゥル(FRA)対 ジャベ・スウィエルコッキ(USA)
HEAT 11:デイビッド・シルバ(BRA)対 ジャスティン・ベクレ(FRA)対 マキシム・フスナット(FRA)
HEAT 12:イーライ・ハンネマン(HAW) 対 ジャドソン・アンドレ(BRA) 対 アリスター・レジナート(AUS)
HEAT 13:フレデリコ・モライス(POR)対 マイキー・マクドナー(AUS)対 レオ・カサール(BRA)
HEAT 14:ケイド・マトソン(USA)対マルコ・ミニョ(FRA)対ルーカス・シルヴェイラ(BRA)
HEAT 15:サミュエル・プポ(BRA)対 ジョージ・ピター(AUS)対 ラファエル・テイシェイラ(BRA)
HEAT 16:コール・ハウシュマン(USA)対アレホ・ムニーツ(BRA)対ルッカ・メシナス(PER)

 

Corona Saquarema Pro

Presented By Banco do Brasil

Saquarema, Rio de Janeiro, Brazil

オフィシャルサイト:

https://www.worldsurfleague.com/events/2023/cs/146/corona-saquarema-pro/main